国際経済論Ⅰ/Ⅱ

法政大学経営学部・新カリキュラム 専門科目200番台(2年生以上・選択科目)

授業の特徴

  • 現実の国際経済にまつわる出来事に関心を持ち、現代の複雑な国際経済のメカニズムを論理的に分析することで、日本や世界の諸地域を比較し関連付けて考察できることを目標とします。

  • 春学期は主に貿易のメカニズムについて、秋学期は貿易政策の効果について学びます。

  • グラフやデータを多用し、理解を深めます。

  • 分析ツールとして経済学の理論モデルを紹介します。

  • 新聞の記事を用いて事例や歴史的事象を紹介します。

  • 授業内容にそって演習問題や宿題を出します。

  • 授業ノートや宿題の情報は学習支援システム使います

  • 2022年度は、オンデマンド授業となります。また、大学院(修士)の国際経済学Ⅰ・Ⅱとのコードシェア科目です。

主なトピック

国際経済論Ⅰ(春学期)

  1. 日本の貿易の特徴(イントロダクション)

  2. 貿易と市場(ミクロ経済学の復習)

  3. 技術の違いと貿易パターン

  4. 消費の多様性と貿易

  5. 生産工程の細分化と貿易

  6. 企業の技術力の違いと貿易

  7. 労働の国際間移動

国際経済論Ⅱ(秋学期)

  1. 日米貿易摩擦と貿易政策

  2. 日本の関税政策

  3. 輸入数量制限と日本の農業

  4. 輸出自主規制と日本の自動車産業

  5. 国内競争政策と日本の流通市場

  6. 戦略的貿易政策と航空産業

  7. ダンピングと日米貿易

  8. 国際経済システム(WTO/FTA/TPPの果たす役割)