プログラミングには、論理的思考力が必要です。どのように動かしてどのように処理をしていくのか、想像しながら1つずつ段階を考えなければいけません。条件分岐や繰り返しなどを考慮して、自分自身の頭で考えながら進めていく必要があります。プログラミングは、頭に描いたものを実現させることが可能です。自由な発想で思い描いたアイデアを形にできるという、成功体験を重ねることができます。このような過程を小学生や中学生のうちから繰り返し学習することで、社会で活躍できる創造力や論理的思考が身に付いていきます。
ITは、すでに私たちの生活に必要不可欠なものになっています。IT社会の中で、プログラミング学習を経験した子どもは情報弱者にはならず、多くの知識を身に着けることができます。
さらに、コンピュータが動くように指示を出す必要があります。そのためには、何をするかを明確にして、どういった段階を経て、どうなるのかといったすべての流れを想像して、実行する必要があります。プログラミングにはトライ&エラーが付きものです。もし指示した通りに動かないとなると、自身が作ったプログラムの問題点を一から洗い出し修正しなくてはなりません。小学生や中学生のうちから試行錯誤した経験は、自然と高い問題解決能力が育まれていきます。