どのようなプログラミング言語を
教えてくれるの?

一般的に、プログラミングと聞くとパソコンの黒い画面に英文を打ち込むような姿を想像するのではないでしょうか。確かに以前は小学生などの子どもが始める場合でもそうやって行うしかありませんでした。C言語やJAVAと呼ばれる専門的な言語を使い、それをキーボードで打ち込んでプログラムを書いていました。このようなイメージを持っていると、プログラミングに対するハードルは高いと思ってしまうかもしれません。

しかし最近では、ビジュアルプログラミング言語という全くイメージの違うプログラミング言語が登場しています。ビジュアルプログラミング言語を使うと、視覚的なものだけで指示することができます。指示ボックスを矢印や線で繋いだり、指示ブロックを積み重ねるだけなのです。これにより、小学校低学年でもプログラミングができるようになりました。小学校のプログラミング教育の目的は、プログラミング的思考をはぐくむことです。そして、中学・高校とプログラミング学習を継続していくことで、専門的な言語を学んでいきます。プログラミング言語のスキルは、高度な技術とされているので、就職活動に有利になることは間違いありません。

一般的な企業としても、プログラミング的思考を持つ人材が求められるようになっています。現代では人工知能を持つ優秀なコンピュータが存在するので、いかにそれを上手に使いこなすのかが課題となっています。この的確な指示をコンピュータに出すスキルの論理的思考力を育成しようという狙いがあるわけです。