プライベーターの味方 Freedom Computerを使いこなすために、FCSSは必須ではあるものの、インターフェイスがRS232Cだったり、ソフトがDOSベースだったりして、ちょっと使いにくかったりします。
でも、工夫すれば何とか使うことはできます。
マルチタスク用に設計されてなかったりする影響なのか、デバイスドライバを使っていないからなのか分かりませんが、たまにエラーで止まってしまいます。これは、機種依存性もあるようで、殆ど問題にならないPCもあれば、すぐにエラーになり、実用的でないPCもあります。
FCSSは起動に20秒くらい必要です。これは起動時にFreedom Computerの係数やMAPを全て9600bpsで読み込んでいるためで、これはこれで仕方ないですし、20秒と言うとそんなに長くはありません。
しかし、例えば 寒い日の冷間調整をする場合、イグニッションをONにして、エンジンを掛けずにFCSSを起動し、パラメーター読み込みを待って・・・とやっていると、バッテリー上がりも気になりますし、なにせ寒い!
それから、何かちょっと調整したいと思ったときにも、毎回20秒待たないといけないので、これが地味にやっかいなんですよね〜。
繰り返しますが、FCSSはDOSベースアプリなので、シングルタスクになります。よって、係数やMAPを修正しているときはデータのロギングはできませんし、逆にデータをロギングしている間は 他の作業はできないですし、何も表示されません。
でも実際のセッティングの場面では、係数やMAPをいじってその時の変化をデータで確認したいですよね。そこから次のセッティングの方向性を見つけたりとか。
加えて、ロギング中にアプリがエラーで落ちると、その間のデータは全て消失してしまいます。これ、長時間データを取得したときに起きると、かなり困るんです💦