大阪防災プロジェクトは、関西の防災団体間の交流促進を目的に、「関西学生防災サミット」を主催しています。このサミットには、防災活動家、防災研究者、また、これから防災に携わろうとしている方まで様々な立場の人が参加し、情報共有や意見交換を行っています。「関西学生防災サミット」と銘打ってはいますが、学生を中心に、中学生から大人まで幅広い世代が参加するため、新たな視点が得られ、自らの活動を見直すきっかけにもなります。現状は、新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインで実施しています。
第1回のサミットでは、岡山県倉敷市真備町で活動されている、川辺復興プロジェクトあるく代表の槙原聡美さんにゲストスピーカーとしてお越しいただき、平成30年7月豪雨の被災体験と復興の歩みについて、ご講演いただきました。その後、参加者はグループに分かれて、「コロナ禍における防災活動」のアイデアを議論し、有意義な意見交流ができました。