はじめに

このWebサイトは、佐賀大学芸術地域デザイン学部のルーツである旧教育学部特設美術科(特美)から

文化教育学部、そして現在に至るまでの総合展・卒展のポスターと専攻展について記録したものです。

これら学生グループ展の開催記録を掘り起こし、調査・資料収集・取材・記録・編集等を通して、

その変遷と意義を探りこれからの学生へ投げかけていきます。

経緯と目的

60年以上にわたり開催されてきた総合展と、学部主催の卒業制作展は、往年のポスターや目録、写真記録などの資料が、全てではないものの大学に残されていることが分かりました。

ほとんど振り返られることなく埋もれていましたが、これらを俯瞰してみると学生の思いや歩み、社会背景、メディアの影響など、様々な事柄が読み取れます。

これらを整理・総括したものを公開・共有し、今後へ役立てていくと同時に、未来のアーティストたちが有意義で効果的な成果発表のあり方を客観的・総合的に考えるための温故知新となることを期待しています。

総合展ポスター

1956年に石橋美術館(現久留米美術館)が誕生したことをきっかけに、自主的な作品発表の場として、毎年県外の会場を開拓しながら開催し、その後、県内に会場を移して開催されてきました。

卒業制作展ポスター

4年生の卒業制作発表の場として1953年から毎年開催されており、1994年からは修士課程の修了制作展との併催となっています。

その他展覧会

芸術地域デザイン学部の様々な展覧会を掲載しています。

学生たちの作品発表の場に関して、過去から現在に至るまで紆余曲折があったことが推察されました。しかし、活動の歴史全てを紐解くにはまだまだ情報が不足しています。当サイトの空欄を埋めるような情報がありましたら、下記のフォームよりお申し出ください。