16:15-17:45 ++++++++++++
【A会場】
実践事例発表 (45分)※Zoom中継あり
「ビジョンを達成するための全社員参加の組織づくり」
弊社は四半期に一度のペースで泊まりがけの合宿を全社員で実施しており、7月に実施した合宿では3年後のVISIONの達成に向けた『組織構築』について、弊社顧問の安田氏と共に議論する場をもうけた。通常の企業であれば経営側のメンバーのみで決めるのが通例であると思うが、弊社の場合、全社員が見える場で、一人一人が主導をして『全社員参加による組織づくり』をスタート。まだプロジェクトの道半ばではあるが、このプロジェクトの進め方や今後の展望について発表をさせていただきたい。
発表者: 本橋孝洋 (ユームテクノロジージャパン株式会社)
日本最大手通信会社に新卒で入社後、１年目から２年目で営業を経験。社長表彰を受賞後、３年目で同期最速で本社営業部に着任し、全国の営業担当者のマネジメントに従事。その後、事業計画立案から各種営業施策にわたって営業戦略全般を経験した後、日本の国力アップには、人材の質の面から建て直さなければならないと感じ、ユームテクノロジージャパンへ2021年7月から参画。
共同発表者: 戦略人事顧問 安田雅彦
理論的考察発表 (45分)※Zoom中継あり
「社会課題を解決し、イノベーションを創出する組織の条件」
近年新たなイノベーションの形として企業が積極的に導入している社会課題解決型イノベーション（企業が社会課題や問題に取り組むことで社会的価値を創造し、その結果、経済的な価値も創造するという経営の考え方：CSV経営）の考え方が注目されている。これまでのようにモデルのあった時代から独自にモデルをつくり出す必要のある時代においては、専門家やこれまでのイノベーションを経験した人材がいても解決できないテーマが増えてきた。ところが新たな理念やコンセプトをもとに、多様な人材や地域を巻き込み、自由な発想や知見を活かしながら成果を上げる事例が出てきた。そこで今回の発表は、社会課題解決型の事業を実施している企業（パタゴニア、星野リゾート、メルカリ、スターバックス、LIFUL等）を文献研究によって分析し、5つの必要条件、１つの絶対条件を設定した上で、その組織・人材マネジメントのあり方についての一つの方向性を見出そうとする試みである。
発表者: 片岡幸彦 (Next Stage Management)
Next Stage Management 代表。東京保健医療専門職大学 教授。
『未来を拓く組織づくり』経済的価値と社会的価値を高めるダブル・ゴール・マネジメント・誰もが自分の潜在能力を発揮し、自分らしく生き、社会に貢献できる組織づくりを目指す。
【B会場】 ————————————————————————————————————
大会企画ラウンドテーブル (90分)
「プラクティショナーズ・テーブル」
プラクティショナーズ・テーブルは、ODNJ法人委員会が中心となって進行する組織開発の実践者のためのプログラムです。組織開発の手法や進行方法は非常に多様です。どの組織課題に対処するか、どのようなプロセスで進めるのか、そしてどのような手法を活用するのかは各組織で異なります。他社の多様な取り組みを見聞きすることで、自社の組織開発の実践に新たな視点と改善のヒントを得ることができます。本プログラムは二部構成となっています。前半では、法人委員会に所属する大手企業の組織開発の取り組みを紹介します。後半では、参加者を3人の小グループに分け、相互に情報を交換するセッションを行います。これにより、実践者同士が直接学び合い、自社の取り組みに活かすことができます。
企画者: ODNJ法人委員会、法人会員
話題提供: 法人会員2社様 (本田技研工業株式会社、住友重機械工業株式会社) が事例提供
【C会場】 ————————————————————————————————————
ワークショップ
「 エンゲージメントを高めるODの介入方法を企画しよう」
みんなと一緒に介入方法やワークショップの企画を考えるワークショップです。高いエンゲージメントのチームをつくるために、組織開発コンサルタントはどのような介入をしたらいいのか？仲間と対話してヒントをもらいましょう。
参加した人は仲間の様々なアイデアをもらえるだけでなく、AI（アプリシエイティブ・インクワイアリー）やフィンランド式ファシリテーションで実施する場合のサンプル案も持ち帰ることができます。
人的資本の開示が言われている昨今、エンゲージメントを高めたいチームや部門が多くあります。一緒になって考えてみませんか？
対象：社内ODコンサルタント・外部コンサルタント
発表者: 渡辺誠 (サクセスポイント株式会社)
組織開発歴１７年の「ポジティブ組織づくり」コンサルタント。離職が減らしたい。昭和型リーダーを現代に合うようになってほしい。社員の主体性を高めたい。エンゲージメントを高めたい。M&A後の対立を解消したい。・・・など、多くの企業課題を解決してきた。ポジティブ心理学・幸福学をベースに、AI（アプリシエイティブ・インクワイアリー）やフィンランド式ファシリテーションを活用し、企業の組織課題の解決をしてきた。
共同発表者: 鈴木愛子 (サクセスポイント株式会社)