アゲハチョウの幼虫や青虫の食用として栽培している柑橘類の若葉が、みかんエカキムシの食害を受け、非常に困ったことに。。。
このエカキムシが食害した部分を、幼虫や青虫が嫌って食べない。
このエカキムシの食害は、若葉の95%に達する。
このエカキムシの食害を受けている若葉を、毎日100枚以上摘み取り処分している。殺虫剤や農薬など不使用のため。
このエカキムシは柑橘類の若葉にだけ産卵するもので、アゲハチョウの産卵~幼虫~青虫の生息域と完全にぶつかっている。
結果、アゲハチョウの産卵や幼虫の発育に影響、また、柑橘類の苗木発育に影響を及ぼしている。
この大問題を生じている原因の「みかんエカキムシ」について、しばらくの間、観察研究することに。。。
20223年7月14日
黒い模様は、幼虫の糞!
絵の先端に幼虫!
ふ化前のアゲハチョウの卵
卵が先、エカキムシが後!
成虫?
コナジラミだった。
産卵後~3日くらいの卵
エカキムシが後から食害?
さなぎ?
若葉が変形!
食害の終わりに若葉が変形!
蛹化前?
観察~感想~
若葉の薄皮に潜り込み、ひたすら食べ進む。
そのトンネルの跡かたが、一筆書きの絵の模様に見える。
その模様は、決して交差しない。2匹の幼虫が同じ葉を食しても、ぶつかることはない。
空間認識ができているのか?特有のルールなのか?
まだ、蛹~成虫の特定には至っていない。