2025.11.1 11.3 いもほり・いもほり
今年も来ました芋ほりの季節!植えっぱなしであんまり手入れもしなかったけど、勝手に育ってくれるものですね~。土と太陽に感謝!爽やかな秋晴れの下、みんなでほりほりしましたよ。
まずはサツマイモ。あ、結構掘り方に性格が出るね~!発掘作業のように慎重な子、汚れを厭わずダイナミックに掘る子、ここ掘れワンワン!みたいな子。見ていて愉快。
続いてサトイモ。「ねえみんな、サトイモって土の中でどう成長してると思う?」「サツマイモみたいになってるのかなぁ~?」サツマイモ、ジャガイモは保育園や小学校で芋ほり体験するけど、サトイモって意外と掘らないよね。よし、実際掘ってみよう。芋の株から少し離れたところにスコップを差して、てこの原理でよいしょ。出てきた!なるほど、親芋の周りにくっついて育つのね。公文名ファイブの里芋は毎年親芋を保存して翌年の種芋に使います。どんどん大きくなって、みんなの顔くらい大きいね。
ところでみなさん、サトイモって、何で「里芋」って言うんでしょう。山で育つから山芋、これは分かりますよね。でも里にはサツマイモだってジャガイモだってあるのに、サトイモだけ里芋。不思議だなーと考えていたら、そうか、サツマイモもジャガイモも日本に入ってきたのは割と新しいんですね。どちらも江戸時代前後に伝来したそうです。一方でサトイモは縄文時代には日本列島にもたらされていたそうで、戦国時代頃までは里で採れる芋はサトイモだけだったんですね~。トトロの傘もサトイモかしら?子どもたちもサトイモの傘が大層気に入ったようでした。
2025.10.4 稲刈り
そんなこんなと手を掛け育てた稲、10月に刈り取りしました。今年も全体はコンバインをお願いしつつ、田んぼの四隅(コンバインが転回するための「のりしろ」部分)はみんなで手刈り、はざがけです。
稲を手刈りする時のお約束、それは「いいね👍の手」。Badの手で稲刈りすると、稲に隠れた親指を切ってしまう可能性があるんですね~。ノコギリ鎌でざくざくと、子どもも大人も一生懸命刈り取ります。溜まったら紐で結わって束にして、束がたまったら竹の台に掛けましょう。この時にもコツがあるのですが、文字での説明は難しいので割愛!気になる方は来年の稲刈りで!
でもねー、今年の収量はいまいちでした。品種を変えたから米の一粒が小さくなったのも影響してそうですが、うーむ。肥料なのか暑さなのか?冬の間に勉強して、来年の田んぼ仕事に備えましょう~!
それにしても…。小さい人はいいですね~。田んぼの稲も迷路ですね!
たんぼの手入れ
5月に植えた稲ちゃんはすくすく育ち、チェーン除草から逃れた雑草もすくすく育ち、何だか稲の間からヒョンと飛び出たヒエが目立つように…。そう。ヒエトリは体の冷えを取り除くのではなく、田んぼの雑草「ヒエ」の除草のことなのです。
草の姿は稲そっくり、慣れないとなかなか見分けがつきません。しかも、稲の株に混ざって生えているので尚更タチが悪い。よく考えたら、チェーン除草が行き届かないようなところ、すなわち稲の生え際などでたくましく育っているんですね~。
しかし我々公文名ファイブのメンバーは日々の鍛錬により曇りなき眼を手に入れています。ばしっとヒエだけ見つけ、根元からスパッと退治。ヒエの何が厄介かって、稲の養分を横取りすることも困るのですが、イネ科植物らしく、穂をつけ、実をつけ、多くの種をつけるんです。それが散らばるとまた来年ヒエに悩まされるわけで、汗をかきかき対応した次第です。いやーたんと採れたな~、嬉しくないけど。来年は、少ないといいな~…。
2025.9.28 森づくり まきまきパン
9月28日に県民森づくり大作戦まきまきパンづくりイベントを実施しました。大人7人、子ども6人、みんなで火おこし・パンづくりを行いました。天気も良く、生き物探しやネイチャーゲームで自然遊びも楽しみながらの活動でした。
初めましてのメンバーで自己紹介から始まり、九十九さんからは活動場所の仙郷の森・多目的広場についてや生き物について、針葉樹や紅葉樹についてのお話をみんなで聞きました。自然遊びは「私は誰でしょう」ゲームを行いました!相手からヒントをもらいながら自分の後ろについてる生き物カードがなんの生き物か当てていきます。意外と難しい!ですがみんなでインタビューし合いながら、生息地や食べ物、特徴など生き物情報を学ぶことが出来ました。
そして、いよいよパン生地づくりです。大きなボウルに小麦粉・水・塩・砂糖・ドライイーストを分量を図りながら入れていきます。みんなで手で生地を捏ねました。生地がまとまってきたら、次は生地を分け、一人分の生地を入れた小袋を、自分の上着に入れて温めたり、日向に置いて太陽光で温めてみたり、生地をプチ発酵させます。
その間にマッチとバケツコンロを使って火おこしです。着火剤になる、よく燃える葉っぱはなんでしょう?小枝や太い枝はどのように組むとよく燃える?考えながらの火おこしです。マッチを初めて使う子もいました。マッチに火がつくと火はどういうふうに燃えるのか、どこが一番熱いのか、そんな火についてのお話もしました。
プチ発酵してすこーしだけ膨らんだパン生地を今度は木の棒や竹の棒に巻き付け、いよいよ焼いていきます。焦げないようここでもクルクル回しながら焼いていきます。上手にきつね色になってくると焼けたパンのいい香りがしてきました。食べてみると、ほんのり甘くて美味しい〜と子どもたち、大人たちもほっこり笑顔になりました。
意外と簡単にパンが焼けるのと、ポケットに生地の入った袋を入れて遊んでいるうちに、生地が少し大きくなる、そんなプチ発酵の様子を見て感じるのも面白いので、ぜひお家やキャンプでお試しあれ!
2025.8.24 リバーフレンドシップ
8/24はリバーフレンドシップで川の掃除と生き物観察、ネイチャーゲームを。ゴミは少なくて◎、生き物はヘビトンボの幼虫が多くみられました。きれいな川。石を並べて形を作ったり、石の色でグラデーションを作ったり、ネイチャーゲームも楽しくできました!
2025.7.19 夏の恒例!藍のたたき染め
2025.7.21 米焼酎「新」首掛けづくり
畑で育てる藍も三世代目に突入。毎年人気の藍のたたき染め、今回も多くの方に参加いただきました。葉っぱをトントン叩くのと、揉みだしてぬりぬりするのと、どちらも楽しくて夢中になります。お気に入りのデザインは出来たでしょうか?
いつもお世話になっている裾野の老舗酒屋「みしまや」さん、お米生産の初年度である令和5年度から、「米焼酎 新(あらた)」の原料として僕らのお米を使ってくれています。(みしまやさんのめちゃんこ素敵な取り組みは「すその焼酎プロジェクト」で検索してください!)
今年は裾野産焼酎誕生5周年ということで、周年企画に公文名ファイブも参画させてもらいました。5周年に花を添えられて、かつ公文名ファイブの色もほんのり出せるもの…、考えて出した答えが「藍で染めた首掛け」でした。藍の葉を揉んでぬりぬり、あ、5周年とファイブも掛かってるじゃんね!
この秋に出来上がる「新」には、昨年収穫したお米を使っていただきつつ、首掛けもかけていただきつつ、何だかとっても嬉しいぞ!
2025.6.8 小麦収穫、サツマイモつるさし
ははぁこれが麦秋というやつか。知っている言葉でも体感すると違いますね。みんなで刈り取り。穂首で手刈り、なんだか弥生時代の気分(彼らは麦じゃなく米ですけどね)。
去年楽しくおいしかったワラ焼きの焼き芋用に、サツマのつるさしもしましたよ。夏を迎えて旺盛につるを伸ばし、通路にはみ出るくらいです。
暑さにめげず良く育ってくれています。地下水位が高いからか、雨が降らなくてもそんなに水やりがいらないんですよね~。平安時代からこの地が耕されていた理由がよく分かります。
2025.6.3 ふじのくに生物多様性地域戦略パートナーシップ協定締結
2025.6.14 第一回連携活動開催
静岡県自然保護課さんからのお声がけで、「ふじのくに生物多様性地域戦略パートナーシップ協定」を、「小さな親切」運動静岡県本部様、静岡銀行裾野支店様、静岡県様と当会の4者で締結いたしました。私たちの活動にご協力いただけるとのことで、大変ありがたいですね~!6/14には第1回目の連携活動、無農薬の田んぼでチェーン除草を。皆さんにお手伝いいただき、今季最後のチェーン除草を無事終えることができました。チェーン除草って効果あるんですよ~。見よ!この浮いた雑草を!
2025.5.17 田植えしました!
今年の田植えは生憎の雨、天気に左右されるのは農作業の宿命。イベントに申し込んでくれた方もいたけれど、ま、来年楽しく田植えすればいいか。
ということで、会員だけで田植え作業。
昨今の米価の高騰を考えると、まだまだ使われていない田んぼがあるんだけど…。とはいえ僕らは今の広さで手一杯なんですが。誰か耕したいひと、いませんかね~。
2025.4.27 仙郷の森でオリエンテーリング!
今年度最初のイベントは仙郷の森での環境学習!
毎年たけのこ掘りを兼ねて開催しますが、今年はオリエンテーリングも同時開催しました!
森のあちこちに忍ばせた問題を見つけながら回答していきます。
問題は山や森、植物に関するもの。簡単なものから、中にはかなり難しいものまであって大人も子どもも楽しめました。
お昼ご飯の後はたけのこ掘りを。みんな一生懸命掘りましたよ!
昨年のこのイベントで初めて出会った「タゴガエル」、調べたら崖に卵を産むらしいので探してみました。
残念ながら卵はありませんでしたが、沢の中に大量のオタマジャクシ!そしてめちゃんこ小さな子ガエルを発見!
1円玉より小さい!すごい!年甲斐もなく興奮してしまいましたね~。
自然はまだまだ知らないことだらけ、いつまで経っても楽しいですね!
活動の最後は展望地にヒマワリの種蒔きです。昨年は鹿に食べられちゃったけど、今年はネットを張って対策する予定。夏にヒマワリがいっぱい咲いたら嬉しいね!
さて、最後にいくつか問題です。
・年輪の無い木もある ○か×か
・みかんはへたを下にした方が長持ちする ○か×か
是非考えてみてくださいね~!
2025.2.15 お赤飯づくり
みんなで育てたもち米でお赤飯づくりをしました!
前日からササゲを茹でて、もち米はササゲの茹で汁に浸して準備します。
当日は畑に寄って大根と里芋を収穫、みそ汁の具にします。
蒸し器で蒸かして30分、おいしくできました!
自分たちの育てた材料でごちそうを作って食べる、楽しくて幸せな半日でした。
2025.1.19 自然・歴史さんぽ!
今回の活動は文化の部。私たちの活動は環境メインですが、地域の歴史や文化の振興も目的の一つ。
江戸時代に引っ越しをした神社の、もともとの場所を探し訪ねるショートトリップを行いました。
寒い中でしたが、楽しくお散歩出来ました。
お散歩の中身は、通信2月号をご覧ください。