不正指定はこのようにして行われました!

5.23%利用制限も条例違反も知らずに承認させられてしまった小山市議会よ、怒れ!

小山市は選定委員会の選定結果について市議会に承認を求めた際、「ゆめ評定」が業務仕様書違反となり、条例改正も必要な23%の利用時間減少をしたいと表明していたことを一切説明していませんでした。

小山市は利用時間減少を認めていないから問題ないと弁解していますが、「ゆめ評定」は選定手続の中で23%の利用時間減少を前提とした人員配置表しか提出しておらず、現行通りの利用時間で運営する気は全くなかったのです。

私たちが指摘して慌てて小山市は現行通りと言い出しました。

小山市の議会軽視に市議会自体が怒ってほしいのですが、議会が怒るのを待っていたのでは間に合いません。

「小山市長に指定撤回を求める全国2万人署名を呼びかける会」は全国の良識ある皆様のお力をお借りして、市民の声を聴きたがらない小山市長に対し不正指定の撤回を求めます。

4.落選した団体メンバーがお目付け役になり、辞任せずに新団体で応募ってアリ?

「ゆめ評定」は5年前の指定管理者選定で落選した団体と構成メンバーがほぼ同じで代表者も同一人物であり、3年前からメンバーのほとんどが小山市によって小山市まちなか交流センターのお目付け役である運営調整会議の委員に選任され代表者が委員長に就任しました。

今回委員長含め6名の委員全員が辞任もせずに申請2か月前に「ゆめ評定」を設立して応募しており、まるで運営調整会議自体が応募しているかのようです。この異常をすべて許してきた小山市に公平な選定は望むべくもありません。

3.利用者満足度90%よりも実績のない「ゆめ評定」を評価した小山市作成歪曲資料

選定委員に配布された小山市作成の応募者2団体の申請書概要比較表は、現指定管理者の「ワーカーズコープ」については有利な記載は省いて不利な記載は詳細に記載し、申請書自体を精査しない限り「ゆめ評定」の方が優れているかのような印象を持つように作成されました。

その結果、利用者満足度90%のアンケート結果だった「ワーカーズコープ」が全く実績のない「ゆめ評定」に700点満点中117点もの差をつけられてしまったのです。

2.誰もが不公平と感じる「ゆめ評定」の利害関係者を2名も委員に入れた選定委員会

選定委員7名のうち副市長はじめ市幹部職員4名、利用者代表1名を除く2名は、「ゆめ評定」代表者が勤務する学校法人の同僚教員で回避もせずに選定に関与しました。

小山市は選定委員会設置要綱上問題ないと説明しますが、一般常識のある方であれば誰もが不公平と感じる選定委員会による選定です。

1.月祝休館、20時閉館で利用時間を23%もカットしたい「ゆめ評定」は応募者失格

「小山市まちなか交流センター」指定管理者の応募条件の業務仕様書に定められた休館日年末年始、開館時間午後9時までにつき、申請2か月前に設立され活動実績の全くない「ゆめ評定」は、サービス向上と経費削減の提案を求められた選定委員会のプレゼンにおいて月曜、祝日も休館し、閉館を1時間繰り上げ午後8時までと23%も利用時間を減少したいと著しくサービスを低下させる方針を標榜しました。

プレゼンの趣旨に反するばかりか業務仕様書上も変更できる余地がなく、また閉館繰り上げには条例改正が必要なため、プレゼンの時点で即応募者失格とされなければなりません。

ところが驚いたことに選定委員から何もとがめられず現指定管理者の「ワーカーズコープ」よりも高得点で選定されてしまいました。このような団体が到底納税者である市民の味方である筈がなく、市民へのサービスの向上に努めなければならない指定管理者に不適格なのは明白です。

この実績もない、法人格もない指定管理者不適格団体に5年間8400万円もの税金が投入されることを、納税者としてはとても許せません。