モランの空間自己相関

例えば、複数の調査地点で計測された生物の種数や個体数などのデータが、空間的に独立とみなせるかどうかを調べる時に用いられます。また一般化線形混合モデルでは、回帰残差に対してMoran's Iを計算することで、空間自己相関の影響を評価することが割と多いように思います。

追記:increment (距離クラス)は、どの空間スケールで自己相関を見たいかによって決めると良いと思います。ただし小さくしすぎると各距離クラスのサンプル数が少なくなり、点が上下に大きくブレることがあります。あまり極端にブレない程度にバランスを見て決めるのが良いのではないでしょうか・・・。