井戸修理3
村を歩いていたらたまたまテクニシャンに会い、「これから井戸修理に行くよ」と教えてもらったのでついて行きました。この地域では1週間前くらいにテクニシャンに故障の連絡が入り、すぐ修理につながりました。村長、水リーダー、水委員会メンバー、その他住民が声を掛け合い、遠くから長い木の棒を持ってきてパイプを出したりと協力する姿が見られました。1日目はパイプを全て出して故障の原因を確認しました。夕方になってしまったため次の日にもう一度作業することになりました。2日目は朝9:00から村長、水リーダー、他の村人たちが集まり故障箇所を修理し(パーツを新しくして)、パイプを元に戻しました。パイプを戻す際に、長い木でパイプを支え、1人が木登りをして支え、みんなで声をかけ合いながら作業していたことが印象的です。13:00、無事に終了し水が出るようになりました。 今回は普段一緒に井戸修理しているテクニシャンに加えてもう1人テクニシャンがいました。彼は前任者の井戸修理ワークショップに参加しており、修理の手順等についてよく知っていました。このような存在はとても大きいと思いました。テクニシャンは私のことをよく理解しており、周りの人に「この子は日本人でボランティアとしてきている」と伝えてくれました。このように理解をして伝えてくれる人の存在はとても心強いです。修理が終わり、ビールを飲むテクニシャンたち。テクニシャン、村長たちが集まり話していると思ったら、パーツの手配や集金について話をしていました。テクニシャンと話をして行くなかで、この村は集金がうまくできていて委員会が機能していること、ハンドポンプが故障したままになっている地域では集金がうまくできていないという現状があることがわかりました。このように住民同士でやりとりできていると言うことが持続可能な維持管理につながっているのだと思います。村での差があるのかと思いました。村での調査を進め、今後の活動を考えていきたいです。この日は2時間くらい歩いて帰り、ローカルレストランへ行きました。
朝、テクニシャンを待っている間に子どもたちと話していました。「普段何をしているの?」と聞くと「Nayo. (何も)」と答える村の子どもたち。自分の好きなアートや音楽で何か一緒にできることあるかな。(2026.5.5.tue. - 6.wed.)
井戸修理4 (レンタカーの手配)
長い間使われていない、修理できていないハンドポンプをレンタカーを手配して訪問しました。これらの地域は歩いて訪問すると片道3時間以上かかる地域もあります。テクニシャンの移動手段や修理道具のことも考え、井戸の開閉方法や故障原因の説明をする、今後のために動画撮影をしてテクニシャンの育成を目的としてレンタカーを手配することにしました。事前に村長、水委員会リーダー、テクニシャン、集金担当等に電話をかけ、集まってもらいました。時間になっても電話が通じない、来ない地域もありましたが、はじめてお会いしたときに渡した自己紹介カードを持っていてくれた村長やメンバーが集まり待ってくれていた地域もありました。
普段のように徒歩で訪問すると移動だけで3時間ほどかかるところ、車を手配することで2日間で5基のハンドポンプを修理することができました。まずは井戸を訪問し、集まってくれている現地住民に目的を説明します(テクニシャンが率先してやってくれました!)。早速井戸を開けると、パーツが下に落ちていたり壊れていたりしました。修理はテクニシャンを中心に住民が集まり行います。修理後、故障箇所、必要なパーツの値段、パーツの購入方法、集金の必要性等を説明し、井戸修理の教科書や購入方法が書かれた紙を渡しました。 地域ごとに状況や抱えている課題は違うことがわかりました。ある地域では普段は公共水栓を使用しているが、2週間前に故障したため池水を汲んでいると話していたり。集金は毎月しているが、パーツを購入するには不足していると話す地域や管理責任の所在が不明である地域もありました。今後は集金や維持管理についてどのようにしていきたいのかの希望を聞きながら進めていきたいと思います。
今回の訪問でローカルテクニシャンのリーダーシップ力が見られました。彼を中心に安全に修理を進められるよう住民同士の声かけも多くみられました。このようにボランティアのことを理解し、キニアルワンダ語でコミュニケーションを取ることができる同僚のような存在はとても貴重です。今後も継続的に彼とコミュニケーションをとり協働していきたいと思います。専門知識も経験もない私がどのように関わっていけるのか、いくべきなのか、悩むこともありますが、自分なりに感じたことを共有しながら活動していきたいです。先輩隊員、同期と一緒に2日間任地のハンドポンプをまわりました。任地のローカルレストランや普段の暮らしを見て「いいね、サバイバルだね、田舎暮らしもいいね」と言っていただきました。初めて任地での暮らしを見てもらうことができて嬉しかったです。
(2026.6.2.tue.- 3.wed.)