富士山頂からミロクのレイラインの方向は約120度に向かって延びています。十二支でいえば「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の辰の方向です。
辰とは龍のことです。このことからミロクのレイラインは龍のラインが暗示されているように思われてなりません。ようするに龍の道です。それに気が付いた後、次々と龍神様とミロクのレイラインの関わりのある事柄が見つかりました。
三ツ石と陸地は、潮の満ち引きで道が閉じたり開いたりします。トンボロ現象です。三ツ石は、海と陸との扉(ゲート)のようだと思いました。トンボロ現象とは、干潮時に島と陸との間に道が現れる現象のことです。満潮時にはその道は海の底となります。有名なのは堂ケ島の三四郎島や、湘南の江の島です。
海の世界は浦島太郎でも有名な竜宮の世界であり、龍神様の世界です。その竜宮の世界とのつながる扉(ゲート)の場所が三ツ石で、潮の満ち欠けで扉(ゲート)が開閉するイメージです。
真鶴半島の福浦港の近くに子之神社があります。その神社の縁起に「遥か太古の昔、大海原の彼方から、龍王、妃、王子の三柱の神々が、荒藺乃崎(あらいのさき)(現在の真鶴岬)に御船に乗られて御出でになり、当地を開拓されたと伝えられている」そうです。三ツ石と龍神様の関係を物語る伝説です。
また、海の向こうから貴き方がやってくるという漂着神の伝説は、小田原市あたりから南伊豆町あたりにかけての「キノミヤ信仰」に共通するものがあります。真鶴町の貴船神社も三ツ石に船で流れ着いた12体の木像がご神体とされており、明治元年まで貴宮(キノミヤ)神社と呼ばれておりました。
真鶴町の貴船神社のお祭りは、日本三大船祭りと知られています。貴船祭りは「鹿島踊りで始まり、鹿島踊りで終わる」と言われるように、鹿島踊りがお祭りで重要な祭事となっています。
鹿島踊りの別名は「ミロク踊り」というそうです。鹿島踊りの歌詞の中にも「弥勒(ミロク)」の言葉が出てきます。なんだかミロクを暗示するかのような一致です。
真鶴鹿島唄(出典:神奈川県 鹿島踊の諸相より)
(口上)千 早 ふ る 神 々 の い さ め な れ ば 弥 勒 踊 め で た い 。(一)誠 や ら 真 鶴 港 へ 弥 勒 お 船 が 着 い た と 。(二)艫 舳 に は 伊 勢 と 春 日 の 中 は 鹿 島 の 御 社 。(三)天 竺 が 近 い な 、 其 の た ゝ ら 踏 む が 聞 え る 。(四)其 の た ゝ ら 二 度 踏 み を 、 た た ら た た ら と 八 つ に 踏 む 。(五)鹿島では稚児が踊る。護摩堂では護摩を焚く。(六)其の護摩は、二度焚き候、二本つゞきと護摩 を焚く。(七)十七が沢におりて黄金柄杓で水を汲む。(八)水汲まば、袖が濡れる候を、襷をかけさ十七。(九)鎌倉の御所のお庭で、十三小姫が酌をとる。(十)酒よりも肴よりも十三小姫が目にし着く。(十一)目に着かば連れてござれ、江戸品川の果まで。(十二)天竺の雲の間で十五御姫が米を撒く。(十三)其の米は二度撒き候、二本続きと米を撒く。
滝と言えば、「鯉の滝登り」で登竜門という言葉があります。滝を登りきると龍となって立身出世するという逸話です。
それに「滝」という字はさんずいに「竜」です。滝の旧字体は「瀧」です。滝そのものが龍と深い縁があると言うことです。
六方の滝も大海原から箱根の山を越える途中にこの滝を登る姿が連想されます。柱状節理の岩肌が私には龍の鱗のように見えてしまいます。
九頭龍神社は、読んで字のごとく九つの頭の龍の神社です。
なぜ九つなのかと疑問に思っていました。ヤマタノオロチは八つの首です。江の島の龍神様は五つの首です。九つという数に意味があるとすれば、まさにミロクのレイラインの3・6・9の「9」と言うことではないでしょうか。昔の人はそのことを知っていて九つという数字を付けたのではないと思いますが、偶然だとすれば神の采配としか言いようがないと私は思っています。
あの有名な科学者のニコラ・テスラは、369の数字にとても意味があるという唱えています。「369の素晴らしさを知れば、宇宙へのカギを手に入れることができる」と言っています。ここでは詳しい説明を省きますが、ぜひ「ニコラ・テスラの369の法則」で調べてみてくださいませ。
369に秘められた神の神秘にミロクのレイラインも重なって見えます。ここにどんな神の暗示が隠されているのでしょうか。
久須志神社(くすしじんじゃ)といえば富士山の山頂の日本で一番標高の高いところにある神社です。大名牟遅命と少彦名命が御祭神です。
MOAの創始者である岡田茂吉師の論文集「明日の医術 第三篇」には、富士山頂にある久須志神社にコノハナサクヤヒメ命を守護している九頭龍権現が鎮まっているというのです。富士山と九頭龍の神様がつながっているようです。
また、岡田茂吉師のMOAのご神体は「大光明真神」と書いて、なぜか「みろくおおみかみ」と読みます。ここでもミロクのレイラインを暗示するかのような凄い一致です。
いろいろと考察を重ねていますが、さらにレイラインを延ばしていくと、ゼロ地場で有名な分杭峠の水場と重なります。
九頭龍神社と富士山の間には、御殿場市内にある神場山神社や御胎内神社なども重なります。ただ、ミロクのレイラインとの関連は考察を深める必要があります。