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防災活動

災害国・日本、いざという時、頼りになるのがお隣やご近所です。

阪神・淡路大震災、東日本大震災の際も行政と連携した町会・自治会等が中心になって避難所の運営、炊き出し等が行われ、地域のコミュニテイの大切さが再認識されました。

南増尾町会では、いざという時に備えて,防災・減災活動に積極的に取り組んでいます。

1- 1 令和5年度 AED操作講習会

令和5年12月3日(日)、第3回班長会時に自主防災訓練の一環として、日赤千葉県支部より指導員・6名を派遣していただき、新ふるさと会館でAED操作講習会を行いました。
参加者は総勢98名、今回はAED操作に使う「人形」も38体 日赤よりお借りしましたので4人一組に分かれて、ほぼ全員体験いたしました。
初めて体験される方も多く、有意義な講習会になりました。

(昨年はコロナ禍の為、日赤のユーチューブ・動画【一次救命処置、心肺蘇生とAED】を映像で学習しました)

皆さん真剣なAED操作講習会

1- 2 令和4年度 AED操作訓練

 例年12月度班長会議時に、ふるさと会館で柏市消防局逆井部署( 日赤千葉県支部)のご指導のもと、AED操作訓練を実施しておりますが、コロナ禍の為、ここ2年実施しておりませんでしたが、今年(令和4年)は、12月4日(日)の班長会議時に、感染予防対策を講じて、日本赤十字社のユーチューブ・動画、【一次救命処置・心肺蘇生とAED】で、当日参加された班長さん65名と映像で学習いたしました。

心肺停止!
119番!  AED手配!
一刻を争うこの時間帯、どこにAEDがあるか知っているのは大事です

南増尾町会では、近隣のAED設置場所(20カ所)をマッピングして、各ご家庭に配布しています。

市内では、130ケ所の24時間営業のコンビニエンスストア、全小学校・中学校・近隣センター等に設置されております。

「近隣のAEDマップ」は2年おきに保存版として改訂しています。

熱心に見て頂きました。

2.令和5年度 第7回Kネット安否確認・炊き出し訓練
Kネット・安否確認訓練
【令和5年11月19日(日)・午前10時・震度5強、地震発生】の想定のもと、行いました。

(内容)
・要支援者
安全(無事)の場合は、黄色の「安否確認プレート」を玄関ドア等、外から目につく場所に掲示していただきました。
・支援者
要支援者宅を訪問していただき、「安否確認プレート」を確認後、11時までに町会災害対策本部(今回は会館取り壊しの為、町会駐車場)に報告していただきました。

今回は、55名の支援者の方に参加していただきました。ご協力ありがとうございました。

※kネットとは
KASHIWA-NETWORK(カシワネットワーク)の略称で、正式には柏市防災福祉K-Netと言います。
災害が起きた時に、お一人で暮らしている方の安否確認や、お一人で避難するのが困難なご高齢の方や障害のある方をご近所の方が手助けする柏市の制度です。
手助けを必要とする方を「要支援者」と言い、手助けをする方を「支援者」と言います。
南増尾町会の令和5年7月31日現在の「要支援者」は59名「支援者」は88名です。
町会では独自の「互近助カード」を作って活用しています。

※ 「要支援者」をご希望の方は柏市に登録申請を行ってください。
詳細は町会防災担当小池 (090-2422-7875)迄 お問合せ下さい。

安否確認訓練は、毎年11月に行っております。
訓練時には、無事な「要支援者」の方には「支援者」の方への合図として玄関に「黄色のプレート」を掲げていただいております。

炊き出し訓練
実施日:令和年11月19日(日)午前9時 ~12時 安否確認訓練と同時並行で実施。
    役員はテント張り・机、椅子の準備・ガスバーナー設置等 会場設営、炊き出しサポーター
    の方は食事の準備。 

 (内容
・参加者(144名)
町会役員、班長、炊き出しサポーター(児童民生委員、好友会、有志)、Kネット支援者
・炊き出しメニュー
鮭粥(防災食)、豚汁
おみやげ
参加者全員に 鮭粥、梅粥、ビスケット、を持ち帰っていただきました。

今回は144名の方に参加していただきました。ご協力ありがとございました。

      災害対策本部・炊き出し会場

    支援者の安否確認報告

   ただいま食事中(防災食)

3. 令和5年度 指定避難所開設・運営訓練  実施

主  催:柏市南部地域ふるさと協議会
実施日:令和5年10月22日(日)9時 ~ 12時
場 所:南部近隣センター体育館
参加者:約100名(摸擬避難者 50名  見学者 30名  主催者 20名)
    ※ 主催者:5町会(野沢町会  三俣町会  逆井町会  野沢町会  逆井町会)南部ふるさと協議会防犯防災部

・コロナ禍の為、4年ぶりの実施です。今回は南部近隣センター体育館近隣5町会・50名の方が摸擬避難者にな 
 り、避難所生活を体験しました。
・主催者は(スタッフ)は「避難者カード」の受付、町会ごとのエリア分け、備蓄品の確認、ソーラー蓄電池の試運転
 簡易テント張り、炊き出しにトライしました。

・実際にやってみますと、気付くことばかりでした。今後、訓練を重ねるごとにより実践的になっていくと思いま
  した。
・一番の成果は、お互いに「顔の見える関係」が築けたことです。

※ 首都直下地震の発生確率は、今後30年間で70%(東京都防災会議  2022年)と報告されております。
大災害を想定して、地域での日頃からの訓練、お互いの顔の見える関係を築いておくことが大事だと思います。

4.令和5年度 消火器訓練・119番通報訓練
令和5年6月25日(日)、 第2回班長会議時に自主防災訓練の一環として、柏市消防局逆井分署職員の指導のもと、町会駐車場で消火器訓練・119番通報訓練を行いました。

      初めての消火器体験!皆さんしっかりとマスター。

119番通報の体験!本番さながらの心境です。

「首都直下地震」も、今後30年間に70%の確率で起きるといわれています。
「自助」、地域での「共助」、それぞれ何ができるか、考えさせられる一日でした.。