仙台竹自転車づくり
※準備中※ 適宜、更新しています。
『竹自転車とサスティナビリティ』の著者である岩瀬大地先生(東京造形大学 准教授)に相談し、市内の竹林を活用した自作の竹自転車づくりに取り組む準備を進めています。仙台市では、伝統的なお祭りとして「仙台七夕まつり」がある。将来的には、この七夕飾りに使用した竹を祭事が終了した後に加工して竹自転車を製作し、地域内を回遊するツールに変えていくような取り組みができないかと考えいます。
01_竹の加工方法を知る。
東京都八王子市で活動している「スぺタギ東京」の取り組みなどを参考にして、竹自転車づくりに必要な竹の加工方法を理解します。
参考URL https://project.nikkeibp.co.jp/hitomachi/atcl/study/00130/
2022年12月末、未満建築デザインファームのメンバーが竹林の現地調査をしてきました。
恐らくこれは、孟宗竹。
林野庁のホームページによれば、孟宗竹の特徴は、以下の通り。
直径18cm、高さ22mになる大型種です。日本の自生種ではなく、江戸時代に中国から導入されたという記録があります。節には環が1つあり、節間が比較的短く、材質部は厚いです。材質は、弾力性に欠け、建築や農漁業用資材として利用されていますが、かごなどの編組には向きません。たけのこは春一番に発生し、春の味覚の王者と言われています。
02_日本の竹の種類を知る。
林野庁(林政部経営課特用林産対策室) 主な竹の種類
日本では、マダケ(苦竹・真竹)、モウソウチク(孟宗竹)、ハチク(淡竹)、メダケ(女竹)の4種類の竹が多く見られる。
<参考>
03_竹の年齢を知る方法。
①竹の枝葉の「落ち跡」から推測する。
竹はほぼ毎年、葉替わりする際に「落ち跡」を残す。枝の先端部には、その落ち跡の数を勘定することによって、その竹の年齢をほぼ正確に推測できる。 ただし、この手法は、背が高い竹や立地条件による。
<参考>
②竹の「皮」を見る。
竹稈の根元に皮が付いていれば、それが比較的若い竹稈(1年~2年程度)である。この特徴は、日本の三大有用竹であるモウソウチク・マダケ・ハチクいずれにも共通している。
<参考>