ここでは祭りの歴史や、使用される道具、掛け声などを解説します。
衣装は黒で統一
そろいのロング法被(事務局から)背中に文字”恋する小倉みこし”
インナーは黒のダボシャツ、コイクチ、(Tシャツ、タンクトップ等も可)
ズボンは黒の祭りズボン、ダボシャツのパンツ、(ジョガーパンツ、運動用のズボン等も可)
履物は黒のタビ、セッタ、(2023はスニーカー等も可)
ハッピ以外はご自由に
ハッピはそろいのロング法被(事務局から)背中に文字”恋する小倉みこし”
インナー 自由
ボトム 自由
履物 自由
目立つスタイル、メイク、ペインティングなども可
小倉みこし祭りは「お殿様や時の権力者が始めた祭り」ではなく
「町民から生まれて広まった祭り」です。
「小倉みこし」は、その独特な設定と形態により奇祭として有名です。
【独特な設定】
「みこし及びご神体(いわゆる神様的なモノ)はみんなの心の中にある」という設定で、それは他の(みこしや山車を使用する)祭りには類を見ないものです。
祭りの儀式は、その「心の中にあるみこし(肉眼ではみえないみこし)」が存在するというていでが行われます。
【独特な形態】
みこしの運行は担ぎ手達が「見えないみこし」を”かついだふり”をして進んでいきます。(もちろん担ぎ手達はふりではなく、本当にみこしをかついでいる気持ちです。)
その「みこしが見えないみこし祭り」というめずらしい形態が奇祭と呼ばれる理由です。
起源
古い文献によると、1000年以上前の時代に”悪鬼がはびこりそれを町民たちが退治した”という出来事があったとされている。(参照、小倉みこしと黄金剣の伝説)それを記念して町民たちが祭りを行うようになったといわれている。
(悪鬼とは、疫病、飢饉などの例えという説もある)
(諸説あり)
歴史
古い文献によると1,000年以上の歴史があるとされている。
だたし現在から400年前からの記録が確認できない為、そのころから何らかの事情で行われないようになったと推測されている。
(諸説あり)
手拍子。手締め。祭りの節目で何度も行われる。リズムは「よーパパン パパンおい!」
「みこし」をかついでいる先頭集団の掛け声。「おろし(出発地)」から「かえし(折り返し)」までのみこし運行の掛け声。戦いの掛け声。イメージは「気合、武骨、勇壮」
「みこし」をかついでいない人の掛け声。「おろし(出発地)」から「かえし(折り返し)」までのみこし運行の掛け声。戦いの掛け声。イメージは「気合、武骨、勇壮」
「かえし(折り返し地点)」から「あげ(終着点)」までのみこし運行の掛け声。明るく陽気な掛け声。見物客も一緒に呼びかけ合う
祭りの参加者が「恋するみこし男」通称「恋男」と呼ばれている。
伝令係。祭りの実質の進行役。動き回る為、体力のある者が望ましい。赤いマントをまとう為そう呼ばれている。
総代側の伝令衆。赤幌衆に伝令を伝える。祭りの実質の進行役。動き回る為、体力のある者が望ましい。黒いマントをまとう為そう呼ばれている。
祭りのディレクター役となり、他の幌衆と共に祭り全体をコントロールする。
総大将の役。毎年入れ替わる。黄金剣の儀式を行う。
グループを「風」と呼ぶ。○○風。
各、風に所属する担ぎ手の総称
部隊(風)の責任者
祭り中使用されるハンドサインの一つ。指をこする動作。その音が聞こえるくらい静かに、という意味合い。
幌衆が使用するサイン。みこしを構えて、という意味
特別な力を持つといわれ伝承されてきた剣。
花契りの儀式(通称 花式)で担ぎ手達が参加を約束(契り)する意思の表れとして一輪ずつ持ち帰る花。命がけの戦いになるので自らの弔いの花という説もある。