私の目、Pentax 67
私の目、Pentax 67
私が銀塩で写真を撮るのは、そのプロセスのリズムが心地よいからである。
一枚一枚ネガを見返し、スキャンし、その時の匂いを思い返す。
そうやってゆっくりと過去の自分が見た記憶を思い出してみると、
その時の感情が驚くほど鮮明に蘇ってくる。
そういう私の記憶の断片を、ここに残していこうと思う。
2025/9/9?
これを撮りたかったのは覚えている。
が、あまりに露光の計算がお粗末である。
F2.8とはいえ1/15くらいで撮ったのでは?
2025/9/9?
人というのは一晩にこんなにも
クソ写真を撮れるものなのだな。
ところでCanon 9000Fはあまりに露光不足な写真を
スキャンすると青い線が入るようだ。何故...
2025/9/9
ここからクソ写真を連発している。
何かリズムが壊れていたのは覚えているのだが、
せっかくのPortra 400で勿体ない事をした。
2025/9/9
これは三脚を立てて撮影したのだが
いかんせん酔いすぎてピントが合っていない...
2025/8/30
中国から帰る日。ありきたりな写真。
それでも毎回この写真を撮ってしまう。
もうこれで帰ってしまうのかという哀しさ故か、
或いはどこか安心しているのか。
2025/8/30
土産に買ってきた冬虫夏草を砕く。
なかなか面白い経験だった。
それにしても冬虫夏草って結構高いもんだな...
2025/8/29
この日は通り沿いに並べられていた席に着いた。
通りの雰囲気を楽しみながら食事が出来た。
6x7を構えると、もの珍しそうに店員がこちらを向いた。
おかげでばっちりカメラ目線である。
2025/8/29
スーパーの前に停められていたバイク。
中国のバイクにはこういう風よけが付いていることが多い。
機能的だし、デザインもそんなに悪くないと思う。
2025/8/29
ずっと通っていた地元のレストラン。
メインは羊の串焼き(BBQと呼ばれていた)だった。
ちょっと辛めの味付けなのだが、
とにかくビールがよくすすんだ。
2025/8/29
これも生クルミを売っていた人の写真。
こうやって屋台でものを売る人は
こういう写真に映える気がする。
2025/8/29
ホテルの宿泊階から。
ガラス越しなので変な反射が入っている。
とんでもない大きさの交差点...
交通の様子もまさに混沌だったのだが、
こうして上から見てみると案外普通に見える。
2025/8/29
宿泊したホテルのすぐ脇にあったコンビニ屋台。
毎日ビールを買いすぎておっちゃんと仲良くなった。
最終日には手書きのメッセージまで見せてくれて、
凄く温かい人であった。
2025/8/27
これは有名な夜市で撮った写真。
夜市の皆はエネルギッシュで、非常に楽しかった。
まだ照明が付く前で雰囲気はイマイチ。
2025/8/27
徐々に照明が付いてきた頃。
フィルムだとこれくらいが綺麗に撮れる限界かもしれない。
この屋台は何を売っていたっけ。
肉とか魚を焼いて皮に挟んだようなものだったか。
2025/8/27
水平クレーン・バイク・1階がテナント・茶色いアパート。
私にとってthe 中国という光景。
2025/8/27
石の市場。めちゃくちゃテンプレな中国。
普通の石ころとビールが同じくらいの値段で
大笑いしてしまった。
2025/8/23
朝から降っていた雨が止んだタイミングで撮った写真。
空が全く秋の雲である。素晴らしい。
それにしても中国で撮った写真の赤は映える。
その昔、写真好きな友人と
この赤はアイコニックなものかどうかで喧嘩した事があった。
今では懐かしい思い出である。
2025/8/24
今回の出張先の建物。
さすが国土が広大な中国だけあって、かなり大きかった。
あの黄色い電動スクーターに乗りたかったなあ。
乗り方が全く理解できず断念してしまった...
2025/8/23
中国の公園は最高である。共産主義という色を感じる。
もう一つ、人生において
これほどまでに勝ち組な人たちを私は見たことが無い。
それは国家の主義主張を超えて、
我々が見習うべきマインドだとすら思う。
2025/8/23
宿泊したホテルの目の前にあった大きな交差点。
日中、ここを渡るのは命知らずの所業であった。
しかし、夜になって交通量が減ってからは
面白いアトラクションのような適度なスリルがあった。
2025/8/23
橋を渡った先にある寺院。色は緑ベースでカラフルな感じ。
白黒で撮るものではなかったかも笑
でもそういうのって記憶に残るもんですな。
2025/8/23
これは165mmで撮ったのか200mmで撮ったのか分からん。
もうすこし中心にある建物を大きく撮りたかった。
最近、自分の写真は主題がやけに小さいのが気になっている。
それが嫌とかではないのだが
何というか自分の写真に自信が無さそうな気がするのだ。
2025/8/23
これは黄河のほとり。
黄河というだけあって、本当に水が真っ黄色であった。
こういう大きな水辺でまったりするというのは、
人類共通のアクティビティなのだな。
2025/8/23
黄河にかかる橋。この街のシンボルらしい。
橋の下にも遊歩道があり、そこから見ると何やら
橋の一部には未だに木材が使われているようだった。
車両通行禁止となっていて良かった...
2025/8/20
8月末、中国出張に行ってきた。
この写真は羽田空港にて出発を待つ時の一枚である。
室内と屋外のコントラスト、出発を前にリラックスする人。
67のTTLペンタプリズムだと露出が正しく測れないので
半ば勘で撮ったのだがきちんと写っていて良かった。
2025/8/23
出張先の街にはムスリムの方も多く、これは印象的であった。
特産品もハラール料理にちなんでいるなど、
この街を語るうえでムスリム文化は避けて通れないだろう。
屋台のお姉さんが売っているのは生のクルミ。
他にも通りでは西瓜、大根(?)などが売られていた。
2025/8/16
本当は富士山に登ろうと思ったのだけど、
麓に着くと雨が降っていた。
友人と相談して今回無理して登らなくても良いとなったので、
何故か松本城まで観光に行った。
2025/8/16
松本城の全体像。こう見ると笑っちゃうくらい城だ。
現像時の液温が高かったので、何となく粒子感が目立つ。
夏場に自家現像するのは結構難儀である。
予めペットボトル氷を用意しておかないと液温管理が大変だ。
友人と相談して今回無理して登らなくても良いとなったので、
何故か松本城まで観光に行った。
2025/8/3
この日は正反対の位置でも花火があがっていた。
こちらの花火の方は完全に白飛びしていて、
もう一枚と同様に相反則不軌の補正が適当すぎた。
2025/8/9
何でもない親水公園なのだが、
友人と釣りに行った時の写真には思い入れがあるものだ。
正直、この場所にもう一度行くかは怪しい。
しかし、ここでどんな釣りをしたのかは忘れないだろう。
2025/8/2
これも夏の雲の写真だ。
今夏、私は雲になりたかったのかもしれない。
もう少しアンダーで撮れば良かった。
6x7の露出計測はいつも少しオーバーなので、
それを考慮するのを忘れていたのである...
2025/8/3
真面目に長時間露光で何かを狙うのは初めてだった。
相反則不軌を補正するため
測った露光時間の3倍で撮影したのだが、
ちょっと長すぎたようだ。
2025/7/29
パッと見上げると夏の空が眩しかった。
雲はもくもくとわき上がるだけではなく、
色のコントラストでも夏を感じさせる力があるものだな。
2025/8/2
これはTPPGというギャラリーの前の通り。
細い通りにひっそりと佇む、
撮影者と鑑賞者の距離が近い素敵なギャラリー。
2025/7/27
長時間露光にもチャレンジ。悪くない。
撮影中に自転車に乗った人が通りかかり恥ずかしかった...
2025/7/29
この構図では何枚か撮っている気がするのだが、
この時は何故撮ったのだろう。
仕事がほとんど進まずかなり焦っていた時期の写真だ。
2025/7/27
暑いなか一生懸命に日を追いかける向日葵。
いつも通る道の一本となりを冒険したら偶然見つけた。
さすがにこういう写真はカラーの方が映える。
2025/7/27
ありきたりな写真ではあるが、
やはり構造物を撮る時は白黒写真の威力が発揮される。
2025/7/26
この写真は道がテーマではないためここに置く。
正面に写っているのは商店街の通りなのだが、
自分の中では建物が主役なのだ。分かりづらいが。
2025/7/27
あまりに朝焼けが綺麗で、白黒写真にも関わらず
真面目に撮った一枚。
Rollei RPX400で撮る時は暗い部分があった方が
写真が引き締まって見える気がする。
2025/7/21
このところこういう墓地らしくない墓地が増えている。
死というのはずっと隣にあるものなのに、
それを何とかして上手く隠そうとする風潮は良くないのでは?
祖母を看取った時から、ずっとそう思っている。
2025/7/21
この写真は165mm, F2.8のレンズで撮ったのだろう。
屋内でISO400を使うためにも明るいレンズが欲しい...
なぜこんな斜めに撮ったのかは分からないが、
我ながら悪くない一枚だと思う。
2025/7/13
一週間後に夏祭りがある通り。
提灯が風に吹かれる様子を眺めていると
夏祭りの雰囲気が思い出されて心がウキウキしてくる。
この感覚はもう少し忘れたくない。
2025/7/21
唐突な白黒写真。
思うことがあって自家現像にチャレンジした。
これが初めての自家現像だったのだが、案外上手くいくものだ。
ひとまずは大満足である。
2025/7/3
近くに寄れば一本一本の花が咲いているのに、
こうして広角で遠くから撮ってしまうと一様に見えてしまう。
広角レンズの暴力である。
2025/7/13
とても好きだった光景。
サイクリングに出かける時、遠回りになるにも関わらず
必ずここを通ってサイクリングロードに向かっていた。
2025/7/3
とんでもない暑さにも関わらず外でのほほんとしていた山羊。
良い生き方。
山羊を中心にしたいが、遠くに見える観覧車も写したかった。
しかし肝心の山羊が小さすぎで、
もう少し左側に移動してから撮れば良かったと思う。
2025/7/3
これは羊。さすがにこの気温では毛が綺麗に刈り取られていた。
こいつら歩きながら草を食べつつ糞をしまくる。
めちゃくちゃである。