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業績リストは researchmap / ResearchGate 参照
巨大淡水魚・メコンオオナマズとカイヤンは
ダム湖で何を食べているのか?
メコンオオナマズとカイヤンは、古くからメコン川流域国(タイ、カンボジアなど)で食用魚として親しまれてきました。一方、メコン川に生息する野生個体の数は激減し、IUCNレッドリストに掲載されています(メコンオオナマズCR、カイヤンEN)。現在、タイでは、人工種苗の放流によってメコンオオナマズとカイヤンの種の保全や資源の増殖を目指しています。
私たちは、タイ国水産局、タイ国原子力研究所、カセサート大学、タイ国国立公園局と共同で、ダム湖に放流されたメコンオオナマズとカイヤンの生態研究を展開しています。私はメコンオオナマズとカイヤンの食性や栄養ニッチを調べることで、種苗放流の管理に貢献したいと考えています。
海生まれのスズキは
なぜ河川へ行くのか?
日本の沿岸域に分布するスズキは、食用魚として、また釣りの対象として広く知られています。スズキは海で生まれますが、そのまま海で過ごすものもいれば、河川へ移動するものもいます。
しかし、なぜスズキがエネルギーコストをかけてまで河川へ移動するのかは、まだあまりわかっていません。私は安定同位体比などを使って、スズキが河川に餌を獲りに行っているか、海にとどまった個体と河川へ移動した個体の間で行動が異なっているかを調べています。
サケ科魚類の生活史 x 脂肪酸
ただいま準備中!
陸域–水域間の栄養(多価不飽和脂肪酸)フロー
ただいま準備中!
Type: δ13C, δ15N, δ34S, compound-specific stable isotope analysis, multi-tissue, vertebrae
Aim: Diet, migration, habitat, niche, competition
Type: Composition, quantitative analysis, stable carbon isotope ratio of fatty acids
Aim: Diet, niche, food quality, ecological and biochemical functions of PUFA
データ解析
R packages for stable isotope analysis, Multivariate analysis, Bayesian modeling, MCMC, GIS