様々な形のお墓があり、そこにはどのような人物だったかなど
名前や年齢以外にも多くのことが故人について書き記されていました。
「He was a loving husband and devoted father」(愛情深い夫であり、献身的な父親でした)
遺族により書かれた人物像のメッセージは読む人の心を温かくするようでした。
古いお墓にはキリスト教徒の方が多いため、火葬ではなくそのまま土葬してあり縦長に区画されています。
シドニーでは墓所としての土地が足りなくなることが予測されていることから、
5年ごとなど墓の契約期間の更新が必要という運営がなされているようです。
そのため最近では場所を広く取らない共同のお墓に入る形式のものもあります。
花を生けることができるようなデザインが可愛らしいです。
こちらでも、終活としてお墓と墓地の区画を予約をしているようで、
「Reserved」(予約済)とされている空間も見受けられました。
アジア人人口も増えていることもあり火葬も近年では広がりを見せ、隣の国ニュージーランドでは遺族による遺灰を海に流す散骨も行われているようです。(2024年2月)