ハワイ諸島の4島、オワフ・マウイ・ハワイ・カウアイ島のお墓の視察をしました。(2024年5月)
ハワイは日本語が通じるアメリカとして、豊かな自然と気候にも恵まれ、多くの日本人が一年中訪れます。
ハワイで生まれ育つ人も、多くが日本を訪れ学校でも日本語が選択授業として存在します。
現在も続くハワイと日本の親交は歴史が長く、ハワイの日系移民の歴史は1868年に遡ります。
1940年ごろにはハワイ人口の約40%が日系人でした。
そのような歴史もあり、ハワイの墓所に行くと、宗派は関係なくたくさんの日本の墓が建っています。
場所によっては寺や神社が同じ敷地内にありました。お墓にはレイと呼ばれる、花で作る首飾りがかけられていたりします。
ハワイには多くのキリスト教徒もいるため、それぞれの島では町の近くに1つの教会があるようでした。
多くの宗教が小さな島の中に混在しており、キリスト教会の斜め前に寺と日本の墓所があるなど、文化や宗教がうまく融和しているようです。
ハワイの食べ物として知られているスパムむすびも、肉とおにぎりの融合です。私がホノルルにいた際には「スパム祭り」が開かれていました。「ひな祭り(Girl’s Day)」「盆踊り(Bon Dance)」「灯籠流し(Lantern Floating)」などの行事も行われているようです。
ハワイでの「散骨」は世界中の人や現地の方にも人気なようです。
ハワイではすぐに遺骨を手放せずにいる家族も多く、多くの遺族はお参りでお墓を選びますが、自然や自由を愛するハワイの人や世界の人が散骨を望むことも多いようです。
港には多くのボートが停泊しており、港に立ち並ぶ小屋それぞれがボートのレンタル連携所となっているようでした。様々なボートの利用のされ方があり、散骨はそのうちの一つです。ハワイではどこのボートレンタル会社が散骨のサービスを提供しているかは様々なボート会社と連携をとっている現地の人に確認しないと分からないようで、ポートの小屋のチラシを確認するだけでは散骨を提供する会社は見つかりませんでした。
私は現地で様々な方に聞いて周り、幸運にも散骨サービスを提供する会社に詳しい現地の方と繋がることができたため、ハワイでの散骨に必要なボートレンタル会社と連携が取れるようになりました。
ウーバーの運転手やホテルのアウトドアイベント担当の方、今日本人に人気なタイムシェアの説明をされる方やウクレレやハワイ文化を教える先生など様々なハワイ現地の方に話を聞き、ローカルにはカヌーを持っている人も多くカヌーでの散骨を行うこともよくあるとの話も聞きました。
多くいらっしゃいますハワイでボートを借りて散骨をする際は、通常6人、12人、20人以下用かそれ以上の人数用のボートを2時間ほどレンタルします。
キャプテンの指示のもとボートで沖に出てレイをみんなで作ったり音楽を楽しんだり、亡くなった方が望むような場を楽しみ、カメラマンに写真を撮ってもらったりしながら最後に祈りを捧げてレイと骨粉を海に流すようです。
ハワイの文化と海風を感じながら死者と最後の思い出を作ることのできるハワイでの散骨は、死者と遺族が望むのであればとても素敵なものに感じられます。
私の周りには自然が好きで散骨を望む方も多くいらっしゃいます。呉市でも散骨は可能です。ハワイなど海外にもお取り継ぎしますので、同じようにご関心がある方はご連絡ください。
呉市での散骨のための、
ボートの貸し出し、お骨の粉砕などご連絡ください。