静かな山道を上ると、石が沢山乗っている鳥居に差し掛かります。
鳥居の奥の石段はとても急で、多くの人が山の入り口にある杖を借りて登っているようです。雨の日は滑りやすそうですし、行かれる方はご注意ください。
石段の一番上まで登ると、そこには小さな神社と休憩所があり、お参りをすることができました。
大分県豊後高田市にある国の重要文化財に指定されている国内最大級の磨崖仏。
11世紀頃(平安時代後期)の作と言われている「大日如来(約7m)」と12世紀頃(鎌倉時代前期)の作と言われる「不動明王(約8m)」の磨崖仏です。
急で長い石段も石仏も、実際に見てみると人が作ったとは思えないほど本当に大きくて圧巻でした。
鳥居から熊野磨崖仏まで続く石段は、昔、鬼が一夜にして99段築いたと伝えられています。