細川貴弘（Takahiro Hosokawa）

生年月日：1975年6月6日（48歳）

国籍（本籍）：日本（沖縄県）

研究者番号：80722206

メールアドレス：t.hosokawa.346あm.kyushu-u.ac.jp

学歴

1994年 3月31日：大阪府立四条畷高等学校卒業（現・四條畷高等学校）

1994年 4月 1日：神戸大学理学部生物学科入学

1998年3月31日：同上卒業

1998年4月 1日：神戸大学大学院　自然科学研究科生物学専攻　博士前期課程入学

2000年3月31日：同上修了

2000年4月 1日：神戸大学大学院　自然科学研究科生命科学専攻　博士後期課程進学

2001年3月31日：同上中途退学（1年次終了時）

2001年4月 1日：九州大学大学院　理学府生物科学専攻　博士後期課程へ転入学（2年次から）

2003年3月25日：同上修了、博士（理学）の学位を取得（九州大学大学院理学府　甲第867号）

職歴

2003年4月1日〜2006年3月31日：日本学術振興会　特別研究員PD（受入：産業技術総合研究所）

2006年4月1日〜2007年3月31日：東京大学大学院総合文化研究科　特任研究員

2007年4月1日〜2007年12月2日：産業技術総合研究所　協力研究員

2007年12月3日～2012年12月2日：産業技術総合研究所　特別研究員

2012年12月3日～2013年3月31日：産業技術総合研究所　テクニカルスタッフ

2013年4月1日～2013年5月31日：琉球大学　熱帯生物圏研究センター　ポスドク研究員

2013年6月1日～2014年3月31日：琉球大学　熱帯生物圏研究センター　特命研究員

2014年4月１日～2014年8月31日：琉球大学　熱帯生物圏研究センター　ポスドク研究員

2014年9月1日〜2023年9月30日： 九州大学大学院理学研究院　生物科学部門　助教

2023年10月1日〜現在： 九州大学大学院理学研究院　生物科学部門　准教授

資格

1. 中学校教諭一種　理科（1998年取得）

2. 高等学校教諭一種　理科（1998年取得）

3. 第一種衛生管理者（2017年取得）

所属学会および役員歴

1. 日本応用動物昆虫学会　会員（1998年〜） 

2. 日本動物行動学会　会員（2000年〜）
   大会実行委員（2022年）
   学会賞・日高賞選考委員（2020年、2021年）
   学会賞・日高賞選考委員長（2021年）

3. 日本生態学会　会員（2000年〜）
   九州地区会庶務幹事（2014年〜）
   代議員（2019年12月〜2021年11月）

4. 日本進化学会　会員（2003年〜）

5.  個体群生態学会　会員（2006年〜）
   大会実行委員（2017年）
   理事（2017年11月〜2019年10月）

受賞歴

研究の受賞

1. 沖縄研究奨励賞（2019年）「琉球列島の昆虫共生微生物の多様性に関する研究」
   http://www.okinawakyoukai.jp/publics/index/53/

2. 日本動物行動学会賞（2012年）「カメムシ類における腸内共生細菌の垂直伝播行動に関する研究」
   http://www.ethology.jp/prize.html

3. 日本生態学会宮地賞（2010年）
   https://www.esj.ne.jp/esj/award/miyadi/list.html

4. 日本進化学会研究奨励賞（2009年）「カメムシ類と内部共生細菌の進化・生態学的研究」
   http://sesj.kenkyuukai.jp/special/?id=1432

学会発表の受賞

1. 第25回個体群生態学会、ポスター賞最優秀賞：細川貴弘、深津武馬（2009）「チャバネアオカメムシにおける腸内共生細菌の個体間多型」

2. The 5th International Wolbachia Conference, Best Oral Presentation Award：Hosokawa, T., Koga, R., Kikuchi, Y., Meng, X.-Y., Fukatsu, T. (2008) Wolbachia evolved bacteriocyte-specific infection and nutritional mutualism in the bedbug Cimex lectularius.

3. 第55回日本生態学会大会、優秀ポスター賞：細川貴弘、弘中満太郎、稲富弘一、馬場成実、深津武馬（2008）「子の世話をするツチカメムシ類における腸内共生細菌の垂直伝播メカニズム」

4. 第8回日本進化学会大会、優良ポスター賞：細川貴弘、菊池義智、嶋田正和、深津武馬（2006）「腸内共生細菌を変えると宿主昆虫の利用できるエサ植物が変わる」

5. 第53回日本生態学会大会、優秀ポスター賞：細川貴弘、深津武馬（2006）「マルカメムシが利用できるエサ植物は腸内共生細菌によって決まる?」

6. 第49回日本生態学会大会、優秀ポスター賞：細川貴弘、粕谷英一、鈴木信彦（2002）「マルカメムシにおける交尾時間をめぐる雌雄間のコンフリクト」

論文の受賞

1. 2015年日本応用動物昆虫学会論文賞 Tada A., Kikuchi Y., Hosokawa T., Musolin D. L., Fujisaki K., Fukatsu T. (2011) Obligate association with gut bacterial symbiont in Japanese populations of the southern green stinkbug Nezara viridula (Heteroptera: Pentatomidae). Applied Entomology and Zoology 46: 483-488.

2. 2014年産総研論文賞 Kikuchi Y., Hayatsu M., Hosokawa T., Nagayama A., Tago K., Fukatsu T. (2012) Symbiont-mediated insecticide resistance. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 109: 8618-8622