このページは、宿の冒険者たちに関わるひとびと・事柄について記録したものとなる。
よって、かれらの過去の一端に触れることになるかもしれない。
■世界のひとびと
♀/子供/
_愛に生きる
ユリアシィル・クロアティケ。
ハルとルグの妹。
ミルストゥールの貴族の末娘。
喧嘩しがちの兄たちを仲裁したり
幼いながらも自分の責務を理解していた。
家の屋敷ともども放火に遭い、
その際に焼死している。
この事実は覆ることはない。
「ユリアは泣きません。ですから……
どうか、いつものわたしを忘れないで」
♂/大人/
_ひねくれ者
エダ。本名不詳。
大魔術師であり、指名手配犯だった。
幼少期のアルを育てた師。
偏屈で人間嫌い。性格が最悪。
よくも悪くもアルの人格形成に
大きな影響を及ぼしている。
彼が捕らえられた際に、アルは旅立つ。
彼の最期を見ることはないまま。
「なに生易しいこと言ってんだ。
この世はそんなに甘くはないぜ、なあ?」
♂/大人/
_進取派
ラグ。ラグライカ・オルストイ。
ノルトゲートの商工ギルドをとりまとめる
オルストイ商会の二代目会長。
移民の女性と結婚し、一人娘をもうけている。
メラルフィエ家とは、父代からの交友があり
私生活含めて世話になっている。
執務の際は頼りになる敏腕会長であるが、
私事全般はかなり緩く、楽観的。
「なんてこった、随分久しいじゃないか!
こっちにまで噂、流れてくるよ」
♂/若者/
_秩序派
ノルン。ノルノイ・ラトン・メラルフィエ。
オルストイ商会にて世話になっている青年。
ラグライカのことを慕っている。
とある一件で悪魔に呪いを受けており、
右上半身が麻痺して動かすことができない。
秘書として出来る範囲で商会の仕事をしつつ
薬学を学んでいるようだ。生真面目気味。
「何処へ行かれるんですか、会長……
商談の時間まであと半刻を過ぎていますよ」
♂/大人/
_厚き信仰
グレイワード。
マリリエル教会の神父。
冒険者や外の慣習にそこそこ寛容。
ややお茶目な面があり
普段はゆる~い雰囲気を醸し出しているが
彼が神父に着任してからは、
当該教会はかなり待遇がよくなっている。
カタリナの父みたいな存在。
「おお、帰ったか。さっそくだが
いっしょに裏手の掃除をしないか?」
♀/老人/
_勤勉
リイメル。リイメルクラーケ。
カンデラ付近の森、メルクオルレに住む
少々気難しい魔術師。かなりのご高齢。
カンデラの人々からは魔女と呼ばれている。
ヨノメが冒険者になる前に
魔術の勉強などでお世話になっており、
ヨノメルフィ家のことは代々知っている様子。
エダとは旧知らしいが、もはや関心はない。
「ああそうかい。
……用が済んだらさっさとお行き」
♂/若者/
_穏健
_お人好し
方向音痴
キーラ・リヴァーソング。
マリリエル出身。賢者の塔所属の学生。
一般魔術師だが、魔力才能がやや乏しい。
専門は史跡研究――古代文明及び機甲生物。
機甲オタクであり、各地の史跡に
自ら潜りに行ったりを繰り返していた。
春の間だけ冒険者をしていたが、
数年前に行方がわからなくなっている。
「一度受けたからには、やり遂げますよ。
だから……」
アントニー、フラシア メルキュリア姓の老夫婦、アルの名づけ親。どちらも魔術師学連に所属していた。どちらも老衰で逝去している。
ヘイリー、シルミ、ジョルダ、マグレス、セイラ 冒険者パーティー「Great Wall」に所属していたメンバー。アルが一時期身を寄せていた。
オルストイ商会の会長と秘書
オルストイ家とメラルフィエ家
キーラ
■記録 ※工事中