研究室では,毎週1回,定期的に前田教員とその配属学生をメンバーとした「班ゼミ」を開催しています.そこでは各学生が卒業論文や修士論文研究の進捗状況を報告します.これをベースにディスカッションすることで,重要な概念の理解を促し,課題に対する適切なアプローチ方法や解析技術を指導しています.また,他の人に研究内容をわかりやすく伝える技術を伝えています.
班ゼミに加えて,水や土の工学を研究テーマにしている前田,林,坂口,小寺の4教員とその指導学生からなる「全体ゼミ」を基本的に週1回開催しています.内容は,前学期は学生による文献紹介,後学期は学生の研究進捗報告です.これにより,広い研究領域の最新の課題を知り,多様な教員・学生の意見から学ぶことができます.
地域共生コースのカリキュラムは農業土木の専門知識を体系的に学ぶことができる,全国的にも特色のあるものです.研究室では農業土木の重要分野の一つである農業水利や水理をじっくり学ぶことができます.そのため,前田研究室の卒業生の主な進路は,農林水産省や県の農業土木職(公務員)や大学院となっています.毎年1~4名程度が就職しています.
研究室では大学院修士課程への進学を推奨しています.また,研究生も受け入れています.ご興味のある方はお気軽にご相談ください.