あさひかわデザインウィーク 
まちなかキャンパス2024

Asahikawa City Center Campus(ACCC2024)
Learning SDGs together in the middle of UNESCO Creative City of Design, Asahikawa


ユネスコデザイン創造都市
あさひかわ。
その誇りを、みんなで、
あしたへ、未来へ、
まちの真ん中から。

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ごあいさつ

まちなかキャンパス実行委員会 会長
旭川工業高等専門学校 教授 浜田 良樹


2019年、広い意味でのデザインで地域をより盛り上げようという機運が芽生え、有志により「あさひかわ創造都市推進協議会」が設立されました。同協議会は、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「ユネスコクリエイティブシティーズネットワーク」(UCCN)加盟に向けて活動し、同年10月30日に旭川市の加盟が認められました。UCCNは創造的・文化的な産業によって活性化を目指す世界の都市が,連携・相互交流を行うことを支援するネットワークで、文化を通じて、持続可能な都市を創造するものです。UCCNが想定する文化とは音楽、映画など7つあり、旭川市は「デザイン」で認証されたことから、メディアでは「ユネスコデザイン創造都市」と呼ばれます。デザイン創造都市は世界に43都市しかありません。価値ある顕彰です。私たちはこの誇りと責務をまっとうすべく、長期的な取組みが求められます。

「まちなかキャンパス」は「ユネスコデザイン創造都市」を推進し、前に進めていくための新しい仕組みです。「デザイン」「まちづくり」「SDGs」について学生・生徒が日頃探求していることを、公共空間で一斉に展示し、小・中学生とともに互学互修します。2021年にオンラインで初開催し、22年には買物公園で対面開催を果たし、6万3千人が参加しました。こういうものは日本の他都市には存在しておりません。昨年12月、まちなかキャンパスが「グッドデザイン賞」に新設された「ニューホープ賞」に「仕組みのデザイン」として入選した事実は、この取組みの価値が全国的にも注目を集めていることを物語っています。

昨年は25団体が36の展示を行い、出展者は大半が高校生、高専生、大学生でありその合計は541名です。加えて今年は学生委員会が設立され、学生がイベントを企画運営する、インターンシップとしての機能も生まれます。学びから旭川の未来を創造する素晴らしい機会にぜひご参加ください。