ローカルリーダーズミーティング2023でテーマとしている「人口減少社会を前提とした社会システム」「サステナブル産業」「ローカルベンチャー×グローバル」に向き合う気仙沼の取組みや、動きを知り、学び、現場を訪問する。また、東日本大震災発生時や直後に起きた事象から、防災について共に学ぶ。
ローカルリーダーズミーティング2023でテーマとしている「人口減少社会を前提とした社会システム」「サステナブル産業」「ローカルベンチャー×グローバル」に向き合う気仙沼の取組みや、動きを知り、学び、現場を訪問する。また、東日本大震災発生時や直後に起きた事象から、防災について共に学ぶ。
フィールドワーク紹介
1.気仙沼における「人口減少社会」に向き合うチャレンジに触れる
−子育て・教育・働き方についての事例− コース
震災から12年、復興事業と平行する形で、震災前から続いていた人口減少の課題に対して様々な事業を行ってきました。直接的な要因である子育て環境、教育環境、労働環境のそれぞれの充実に向けた取組を、官民の垣根を超えて実施してきました。今回のフィールドワークではそれぞれの活動を面的に知って頂き、意見交換を行います。
訪問先:気仙沼市内における子育て支援、教育支援等に取り組む団体
2.「森は海の恋人」の活動を知る
−30年以上続く環境教育、森づくり、自然環境保全− コース
NPO法人 森は海の恋人は、豊かな自然環境の中で人と自然のつながりを体験的に学習できる環境教育を主軸に、森づくり、自然環境保全といった3分野の事業を展開する団体として活動しています。平成元年から海を守るための森づくり活動を始め、以来30年以上に渡って、森里海のつながりを守る活動を行っています。今回のフィールドワークでは、活動についてのお話を直接伺い、現場をご案内いただく予定です。
訪問先:NPO法人森は海の恋人
3.地域事業者と海外協業・展開の事例を学ぶ コース
2015年より国際交流基金が主催しているプログラム「DOOR to ASIA」は、アジアで活躍する若手デザイナーを気仙沼市、岩手県大船渡市に招聘し、地域の事業者とロゴやパッケージデザインを生み出していく滞在型プログラムです。
その「DOOR to ASIA」において気仙沼市での受け入れも行い、地域に密着しながらデザイン/教育事業を行っている一般社団法人ペンシーの代表・鈴木歩さんに、地域事業者と海外デザイナーの協業によって生まれた事例、展開等のお話をお伺いする予定です。
訪問先:一般社団法人ペンシー(ITベースこはらぎ荘)(廃校を活用し市内IT系事業者が入居するシェアオフィス)
4.東日本大震災から防災のあり方を学ぶ コース
東北沿岸部に大きな被害を及ぼした、2011年3月11日の東日本大震災。避難経路や、自助・公助・共助のあり方、ハード面の整備など、震災による被害を二度と繰り返さないように気仙沼では多くの調査や分析が行われてきました。防災のあり方については必ずしも正解があるわけではありませんが、東日本大震災発生時や直後に起きた事象から、防災について共に学ぶ時間にしたいと思います。
当日は被災した県立高校をそのまま伝承施設にした「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」を見学しながら、市内の語り部さんより話を聞き、学びを深める時間とする予定です。
訪問先:気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館