アドルフォ・モンタール

騎士の魔術師の後継者――けれどその実情は。

・登場 「魔法使いと吸血鬼」

・所属 「イギリス魔導院(第Ⅴ階位)」

・本質 「暴発」

・特技 挑発(本人はそう思っていない)


イギリス魔導院で肉体強化系の魔術を学んだ後、各地を放浪する。一族をもう一度繁栄させることを野望とし、手始めに香夜の偽吸血鬼の力を奪おうとした。が、返り討ちに合い、最後は兄であるアーリンス・モンタールに殺害される。


兄からは酷く嫌悪されているが、アドルフォはアーリンスのことを尊敬している。

沸点が低く、嘘に騙されやすく、気分によって行動を変え、自己中心的。

香夜曰く、「本当に頭が悪い“だけ”の魔術師」らしい。

筋力・★★☆☆☆ 魔力・★★☆☆☆ 魔力出力・★☆☆☆☆ 耐久・★★★☆☆ 特殊・★★★★★ 

総合評価・★★★★☆

魔術の才能は一切無く、本人も半端な気持ちでしか学んでいないため、実力は最底辺。

調子に乗りやすく、他人をよく馬鹿にする。自身が特位魔術師の家系だったこともあり、学院では似たような人間と集まり、周囲の人間からは嫌われていた。

【能力抽出】

「騎士の魔術師」と呼ばれていた彼の一族に伝わっていた特殊な魔術。相手が生物でさえあれば、幻獣、怪異と呼ばれるような存在でも、それが有する特殊能力を完全に抽出することができる。ただ、アドルフォはすべて抽出するまでの技術を学んではいない。

【構え太刀】

かまいたちの改変版とされる。斬らなくとも相手に攻撃を加え、暴風を発生させる事で物を吹き飛ばす事もできる。強引にその存在を定義した怪異の刀のため、魔力の消費は激しい。尚、制作者は別にいる。

【その他能力】

・基礎魔術(下)

・肉体強化魔術(中)