必要な道具・置き方
正しい椅子の座り方
*トイレ等で、筆を洗ったり、墨を流すことはできません。
教室では半紙等でふき取りのみ。
必ず家で洗ってください。
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*こどもは『書写』大人は『書道』です。
書に向かうときに気をつけるべきこと
書では(硬筆も毛筆も)、開始前と終了後には必ず机を拭いて(清めて)取り組みましょう。
目の前には(机の上には)必要な道具だけ。
そのほかは置かない。
目の前に不必要なものがあふれ、曲がって置いたりしていると、
姿勢も正せません。目も正しく動きません。
正しい軸や余白の把握が出来ず、
まっすぐな美しい文字が書けません。
『書く前から』の気持ちが大切です。
落ち着いて集中できる状態にしましょう。
【 書写/硬筆 ( 鉛筆)】
*幼年長~小学生
〇 鉛筆 同じ濃さの物を3本程度
( 4B~HBくらいの濃さ。選ぶ濃さは学年・本人の筆圧で変わります。)
*出来れば三菱ハイユニが良い。練習はユニでも良いです。
*硬筆用と書いてあるものは芯が太過ぎますので使いません。
〇 硬筆用紙 3~5枚程度
*学校の授業で使用している用紙と同じ。
文具店等で購入できます。
( 幼稚園~小4 ・・・枠の用紙 )
(小5~中学生 ・・・ 行と枠の用紙のどちらも必要)
〇 柔らかい下敷き 1枚(100均でも〇)
〇 文鎮 1本(何でも良い。100均でも〇)
* から布巾 1枚
*消しゴムを使ってはいけません。
【 書道/硬筆 (ペン 字 )】
*中学生~大人
〇 ペン 1本
*万年筆(600円~1500円)が良い。
『 ペン習字ペン 』『 デスクペン』の細字用 。
*ボールペンは避けた方が良いです。
筆圧が出せない形状のため、線質の勉強ができません。
〇 鉛筆 1本
何でも良い。濃さは2B~4B程度。
〇 硬筆用紙 2種類 3~5枚程度
文具店等で購入できます。
行の用紙 / 5・6・中学生用 と
枠の用紙 / 低学年用~中学年用 のどちらも必要。
〇 柔らかい下敷き 1枚(100均でも〇)
〇 文鎮 1本(100均でも〇)
〇ティッシュペーパー 1枚
* から布巾 1枚
【 書道/実用書(小筆・筆ペン)】
*中学生~大人
〇 小筆 (筆ペン) 1本(どちらも100均は✕)
〇 鉛筆 1本(何でもよい)
〇 墨 (墨汁可。100均は✕)
*筆ペンの場合は要りません。
〇 下敷き 1枚(100均は✕)
*筆ペンの場合
半紙の練習では必要。
奉書紙での練習では不必要。
〇 硯(できれば石が良い)
*筆ペンの場合は要りません。
〇 半紙 5~6枚程度(100均は✕)
*手漉きが良い。
*筆ペンの場合は半紙や奉書紙など。
〇 文鎮 1~2本(100均でも〇)
〇 筆置き(箸置き等で代用可。100均でも〇)
〇 作品挿み (新聞紙3~4枚で代用可。)
〇少量の水(片付け用)
*ゴミ袋(小) 1枚
* よく絞った濡れ布巾 2枚~
・1枚は硯や筆が滑らないように下に敷いて使う大きさが必要です。
(古いフェイスタオルなどを切って使うと良いです。
長い辺を横にして置いて、縦に5分の1程度に切った大きさくらいが良いです。
新しいものより、古いものの方が絞りやすく敷きやすいです。)
・もう一枚は用意の前と片付け後に机を拭きます。
【 書写・書道/毛筆 半紙】
*幼年長~大人
〇 大筆 1本(100均は✕)
〇 小筆 1本(100均は✕)
〇 鉛筆 1本(何でもよい)
〇 墨 (墨汁可。100均は✕。
『筆にやさしい・洗いやすい』と記載の物は✕。
墨色が悪い(薄い)ので避けましょう。
〇 下敷き 1枚(100均は✕)
〇 文鎮 1~2本(100均でも〇)
〇 硯 1(できれば石が良い)
〇 半紙 5~10枚程度(100均は✕)
*できれば手漉きが良い。
〇 筆置き(箸置き等で代用可。100均でも〇)
〇 作品挿み (新聞紙3~4枚で代用可。)
〇少量の水(片付け用)
*ゴミ袋(小) 1枚
*よく絞った濡れ布巾 2枚~
・1枚は硯や筆が滑らないように下に敷いて使う大きさが必要です。
(古いフェイスタオルなどを切って使うと良いです。
長い辺を横にして置いて、縦に5分の1程度に切った大きさくらいが良いです。
新しいものより、古いものの方が絞りやすく敷きやすいです。)
・もう一枚は用意の前と片付け後に机を拭きます。
保護者様へお願い
こどもは手拭きなどの濡れ布巾を多めに用意してください。
1枚目・・・硯・筆の下に滑らないように敷きます。上記参照。
2枚目・・・汚れた机を拭くために使います。上記参照。
3枚目・・・自分の汚れた手を拭きます。
ホルトホールでは墨のついたままでトイレに行くことは出来ません。
ぞうきんは墨で汚れますので、家で洗ってください。
使い古したタオルなどを5等分程度に切って使うと良いです。上記参照。
【正しい椅子の座り方】
*椅子には浅く座ります。
*椅子に深く座って、足をブラブラして書いてはいけません。
*足を軽く開き、両足を地につけ、机と両足の甲が平行になるように構えましょう。
幼児で、椅子に浅く座っても足が届かない場合のみ『踏み台』が必要です。
(椅子の前に立った時に、お尻が椅子の座面より下にある子の場合だけ)
体が小さすぎて足が床に届かない場合、やむを得ず、踏み台が必要です。
大きい子でも椅子の真ん中や奥に深く座ってしまうと、足がブラブラします。
それに合わせて踏み台を使うと、逆に姿勢が崩れる原因になります。
深く座ったまま、踏み台を使うようなことは絶対しないように。
出来れば正座が良いですが、椅子では
浅く座って、足で体を支えましょう。
机に腕やお腹を付けて体を支えないように。
正しい姿勢を保たなければ、腕がひっかかり動きません。
正しい字が書けません。
書くことの前に、正しい姿勢を保てることが一番大切です。
教室では、正しく座ることに何度も繰り返し時間をかけて教えます。
お家でも十分に気を付けて下さい。