この場合、作成されたリソースパックの中身を確認します。JEのリソースパックは、zipファイルですので中身を直接確認できるでしょう。 BEの場合はmcpackファイルとなっていますが、拡張子を「.zip」に変更することで確認できます。また、SoundReplacerのエクスポートパネルにある zip設定のチェックを外すと、zip圧縮無しのリソースパックが出力できます。
中身を確認すると、いくつかのフォルダ階層がありますが、その中にoggファイルが存在しなかった場合、ファイル変換の失敗です。その場合、項目「<Q>リソースパックがエクスポートできない」を参照ください。
もし、oggファイルが存在した場合、oggファイルを直接再生して状態を確認します。再生する場合は、zipファイルから取り出さなければいけないので、zipファイルを展開してから行います。oggファイルが再生されなかった場合、ファイルが破損している可能性があります。この場合も、項目「<Q>リソースパックがエクスポートできない」を参照ください。
バージョン v.0.8.0b 以前のバージョンをお使いの方は「<Q> 黒いコンソールが表示されず、空のリソースパックが瞬時に作成される」をご参照ください。
以下に対処法を示します。
対処1:手動でoggファイル格納
対処法として、作成されたリソースパックにoggファイルを直接入れてしまうという方法もあります。SoundReplacer側で「bgm」を設定した場合は、リソースパック内にbgmフォルダが存在するはずです。そこにSoundReplacerで設定した名前と同じファイル名を付けたoggファイルを格納すれば、リソースパックとして認識されるはずです。( ファイル名は日本語不可 )
oggファイルが破損しているという場合も、同様の作業で破損ファイルを正常なoggファイルと交換することで問題が解消する可能性があります。
対処2:変換処理のパス
また、モノラル出力である「record」「note」「se」以外を使用するのであれば、SoundReplacerにoggファイルそのものをインポートすることで、ogg 変換処理をパスして、リソースパックに直接 oggファイルのコピーを配置することができます。よって、変換時の不具合を回避することができます。
対処3:外部の変換サービスを利用
どうしても変換に失敗してしまう場合は、オンラインサービスなどでogg変換されたファイルをSoundReplacerに設定してみてください。
アートワーク付き音楽ファイルについて
また、アートワーク付きの音楽ファイルでリソースパックを作成した場合は、Minecraft側で認識されない問題があります。詳細は、「<Q> アートワーク付きの音楽ファイルの認識問題について」をご覧ください。