<黒いコンソール画面が表示された場合>
エクスポート時、黒いコンソール画面が一定時間表示され、処理をしているように見えた場合、恐らくoggファイル変換は成功しています。原因を以下に示します。
パーミッションの問題
エクスポートできない理由として考えられるのは、リソースパックの保存先として指定された場所が、OSのパーミッション上、許可されていないという場合、エクスポートに失敗する可能性は考えられます。PermissionErrorメッセージが出た場合は、「<Q>エクスポート時、エラーメッセージが表示さる」をご覧ください。
それ以外の問題
それ以外の問題が考えられる場合は、YouTubeコメント から開発者にご一報ください。
<黒いコンソール画面が表示されなかった場合>
エクスポート時、黒いコンソール画面が表示されなかった場合、oggファイルの変換に失敗しています。原因として考えられるのは以下です。
音声ファイルの破損
失敗原因として考えられるのは、設定された音声ファイルが破損している。破損が疑われる場合、一度、音声ファイルを別の形式に変換する。( 例えば、mp3 > wav、wav > mp3 ) ことで問題が解消する場合もあります。ウェブ上の変換サービス、変換ソフトなどを利用して音声ファイルを作成してみてください。
DRM による問題
また、DRM ( Digital Rights Management、デジタル著作権管理 )が音声ファイルに採用されいてる場合は、変換処理に失敗する可能性があります。DRM音声ファイルのロック解除、他形式への変換はライセンス違反になる場合があります。もし、変換前の音声ファイルが再生できる音楽プレーヤーと出来ないプレーヤーがあるという場合、DRMが採用されている可能性があります。その音声ファイルはSoundReplacerでは使用できません。
batファイルの問題
batファイル実行に失敗している可能性もあります。SoundReplacerは、エクスポート時にogg変換処理をコマンドプロンプト上で実行します。そのため一時ファイルという形でbatファイルを生成します。ただし、OSの設定などでbatファイル実行を許可していない場合、黒いコンソール画面が開かずエクスポート失敗となる可能性があります。OS側のbatファイルに関する設定を確認してください。
OneDriveに関する問題
SoundReplacerのルートフォルダをOneDriveフォルダ内にインストールした場合、また、SoundReplacerのエクスポート先をOneDriveフォルダ下とした場合、エクスポートに問題が生じる可能性があります。OneDriveフォルダ以外のクラウドサービス、GoogleドライブやDropboxでも同様です。
セキュリティの設定やオンラインでの同期プロセスが障害となり、SoundReplacerの動作が妨げられることが原因のようです。解決法としては、クラウドサービスの影響がないローカルな環境(パスに"OneDrive" が含まれな場所)でSoundReplacerをご利用ください。
バスに含まれる記号の問題
SoundReplacerのインストールパスに括弧が含まれると、エクスポートに失敗するというバグがありました。ただし、v0.8.5bでは、この問題は修正解決されています。ご利用中のSoundReplacerのバージョンをご確認ください。