ご挨拶
熊本市民病院 赤坂威史と申します。
この度、第48回熊本救急・集中治療研究会の当番会長を務めさせていただきます。開催にあたり、ご挨拶を申し上げます。
本研究会は、救急・集中治療に関係する多職種の医療従事者が、職種の垣根を超えて議論しあえる勉強の場として、熊本で長く継続されている研究会です。 新型コロナウイルス感染症に伴う中止、オンライン開催を経て、第46回研究会(2024年)に会場での開催に復帰しました。救急・集中医療に関係する方々が、一つの会場で、職種に捉われず、日常診療で得た知識等を議論し、今後の熊本の救急・集中治療のさらなる向上を目指すという趣旨で開催いたします。
今回のテーマは、「外傷症例の広域搬送を考える」としました。熊本県では、ヘリコプターなどによる広域搬送を要するような外傷症例の診療においては、救命救急センターを中心に各施設で様々な取り組みが行われております。外傷診療における工夫、課題を共有し、患者さんにとってよりよい診療に役立つような議論をしたいと考えております。
皆様におかれましては、本研究会の趣意をお汲み取りいただき、ご支援・ご協力いただきますよう心からお願い申し上げます。
末筆ではありますが、貴社のますますのご発展を祈念致します。
熊本救急・集中治療研究会 代表世話人
熊本大学病院 救急部 教授 入江 弘基
第48回熊本救急・集中治療研究会 当番会長
熊本市民病院 救急科 赤坂 威史