当番会長挨拶

開催のご挨拶

 

第46回熊本救急・集中治療研究会の開催にあたりご挨拶を申し上げます。

今回の研究会当番会長を務めさせていただく、熊本大学病院 入江弘基でございます。

本研究会は、救急・集中治療に関係する多職種の医療従事者が、職種の垣根を超えて議論しあえる勉強の場として、熊本で長く継続されている研究会です。2020年より新型コロナウイルス感染症に伴う、救急医療・集中治療領域の皆さんは、多くのご苦労をされたと思いますが、第45回の当研究会は完全オンラインでの再開となりました。本年度は、新型コロナウイルス感染症も第5類に変更となったことより、対面のみでの開催を予定しております。

救急・集中医療に関係する皆さんが、一つの会場で、職種に捉われず、日常診療で得た知識や失敗談などを含めて議論していただき、今後の熊本の救急・集中治療のさらなる向上を目指すという趣旨で開催いたします。

今回の研究会では、「救急医療のDX」をテーマとして、近年のICTを利用した救急医療についても議論したいと考えております。病院前から病院内での利用について、議論出来ることを期待しています。

特別公演として、防衛大学校 救急救命センター長の 清住哲郎 教授をお招きして、敗血症やオンラインでのICLSコースなどについてご講演頂く予定です。

一般演題も広くお受けしますので、ご参加予定の皆さまにおかれましては準備をお願いいたします。

当日は多くの方に会場にご参加頂き、活発な討議や情報交換にご利用頂きたいと考えています。

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

令和5年9月吉日

 

第46回熊本救急・集中治療研究会 当番会長

熊本救急・集中治療研究会 代表世話人

熊本大学病院 救急部 教授 入江弘基