《AED講習会 開催》
2024年10月18日 速水小学校体育館においてAED講習を開催しました。
本年は湖北地域消防本部から2名の隊員にお越しいただき、より実践に即した内容の講習となりました。
講義のポイントは下記のとおりです。
①倒れている人がいて意識がない場合・呼吸をしていない場合には、急いで「胸骨圧迫」をおこなう。(いわゆる心臓マッサージ)
②やり方は、胸の中心を強く圧迫する。概ね胸骨が5cmへこむ程度。
③圧迫回数は100回/分程度。これを消防隊員が到着するまで継続する。(到着所要時間は平均で9分間)
④AEDはケースを開けたら自動音声で手順を案内してくれるので、そのとおりにすれば良い。
⑤AEDは微細動してしまっている心臓に対し電気ショックを与え、再び正確な鼓動を取り戻させるための装置。
⑥胸骨圧迫は心臓から脳への血流が停止している時に、脳へ強制的に血液を送り込むために行う。これにより、蘇生した後の後遺症の大小が大きく変わってくる。
⑦ひとりでは胸骨圧迫を続けられない(体力的に)ことから、周囲の人を少しでも多く集め、交代しつつ消防隊の到着を待つ。
⑧人工呼吸・AEDよりも胸骨圧迫が重要。とにもかくにも胸骨圧迫をしっかりと行う。ここが一番大切なところ。
実際に胸骨圧迫を体験してみると、かなり大変な作業でした。とても一人では消防隊の到着まで持ちません。
やはり少しでもたくさんの人を集めて協力し合うことが大切だと感じました。
次回はぜひ皆さんもご参加ください。
それが、いつか役に立つ日がやってくるかもしれません。
後悔先にたたず・・・
後の祭り・・・
覆水盆に返らず・・・
と、ならぬよう。おたがいに。