2004年当初は電気通信部の4名の学生から衛星開発スタート.航空高専のプロジェクトとして,衛星プロジェクトが発足しました.当初は机と椅子だけの部屋でした.正しく0からのスタートです.
それから5年後のHIIAロケット相乗り打ち上げまで延べで40名がこの衛星の開発者でした.航空高専・産業技術高専の高専生15~20才までの高専生と専攻科生で構成されたメンバーでした.打上げ年度に15歳の学生もいました(当時最年少の衛星開発者).
上記の画像の左はKKS-1衛星用の分離機構で,右はKKS-1衛星です.分離機構も衛星も学生による設計です.構造製作は荒川区・足立区の中小企業の皆さんの協力がとても大きかったです.
KKS-1衛星をこの分離機構に入れ,HIIAロケットに搭載(相乗りスペース搭載).2009年1月23日種子島宇宙センターからHIIAロケットは宇宙へ打ちあがりました.KKS-1衛星は宇宙に到達し,分離信号後に宇宙へ放出されました.KKS-1衛星はモールス信号電波を10年間以上送っています.