コシヒカリは、1944年に農林1号と22号の交配で生じました。その後系統選抜が続けられ、F11が「コシヒカリ」と命名されました。(農林100号)
交配した年から数えると、生まれてからは80年となります。
おらそらく、現在普通に出荷可能な品種では最古ではないでしょうか。
なぜこれほど長く愛されてきたのか?
まずは、みんなに愛される味であるからと思います。美味しいということは幸せなことです。
作る農家としては、現代農法では作り方が難しいとされていますが、しかし、そんなことはない。
作り方をよくよく研究すると、多収穫を目指せば実現できる、良い食味を目指せばそれももちろんできる、自然農にもすごく適している。
人にとても優しい品種だと思います。
日本人が、何千年もお米を選抜してきて、その中で奇跡的に生じた、たいへん優れた品種と僕は思っています。
これから日本が大変な時代になっても、コシヒカリという品種は、これから長い間、未来にわたって僕たちを助けてくれるでしょう。
どんなにすごい、ステキな品種か、これから追って説明を加えていきたく思っています。
フクシマモチは、奥信濃山間地に古くから伝わるモチ稲です。収穫量も低く、特に現代では農協出荷もできないので作っても収入になりませんが、それでも、ただ「美味しいから」という理由だけで作られてきたモチ米です。稲という植物が、日本の食文化の中心になってきた理由が理解できる気がします。
フクシマモチは玄米を炊飯器で炊くだけで衝撃的に美味しいです。(そして玄米は白米に比べあらゆる栄養素が5倍~10数倍含まれています。)柔らかくて白米の様に喉の通りは良く、しかも玄米特有のふくよかな味わいを楽しめます。とくにフクシマモチは赤米の特徴を強く引き継ぐのでしょう、独特のコクや香りがありとても美味しいです。
冷めてからのモチ玄米もさらにおいしいです。
コシヒカリ1kg
白米 1450円
玄米 1200円
もみ 900円
フクシマモチ1kg
白米 1650円
玄米 1400円
もみ 1100円
米ヌカ1kg
500円
※別途、送料、振込手数料を頂戴いたします