石須 慶一(Keiichi Ishizu)HP

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石須慶一(イシズ ケイイチ)

兵庫県立大学 理学研究科

2024年のニュース

A marine controlled-source electromagnetic application using towed and seafloor-based receivers capable of mapping both seafloor and embedded massive sulfides, Keiichi Ishizu, Takafumi Kasaya, Tada-Nori Goto, Katsuaki Koike, Weerachai Siripunvaraporn, Hisanori Iwamoto, Yoshifumi Kawada, Jun-Ichiro Ishibashi, Geophysics, 2024 89:3, E87-E99, https://doi.org/10.1190/geo2023-0389.1

2024年の研究活動ログ

2024/02/06–02/08 和歌山県紀の川市でドローンEM実験
ドローンにEMセンサーを取り付けて飛行する実験を行いました

2024/03/20–03/22 和歌山県紀の川市でドローンEM実験。
ドローンにEMセンサーを取り付けて飛行する実験を行いました。

2024/05/20–05/29 三陸沖で海洋電磁探査の調査航海に参加
JAMSTEC新青丸による調査航海KS-24-8に参加し、三陸沖で海洋電磁探査を行いました

2024/09/07–09/13 第26回EMIW別府大会で発表予定
こちらのワークショップ草津白根山および海底熱水域の研究結果について発表予定です。

2023年のニュース

2023/06/30 科研費の挑戦的研究(萌芽)に分担者として採択
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23K17803/

2023年の研究活動ログ

2023/01/25–02/03 調査船かいめいに乗船
調査船に乗って東青ヶ島海底の金属資源探査に参加しました

2023/04/15–4/24 ニュージーランドに出張。
ニュージーランド国ワイマング地熱地域のインフェルノ火口湖でCSEMモニタリングを実施するための野外調査に行きした。

2023/05/23 JPGU集会で口頭発表
こちらの集会では,「Application of EM-ACROSS to investigate underground structures of the Kusatsu-Shirane Volcano, Japan 」という題名で草津白根山での電磁アクロスの調査について発表しました。

2023/08/17 Water-Rock Interaction(WRI-17)で口頭発表。
仙台で行われた国際会議で「Three-dimensional resistivity imaging of supercritical geothermal reservoir in Onikobe area, Japan 」という題名で鬼首地域の比抵抗構造についての発表しました。

2023/11/13–11/15 3DEM-7 Symposiumで口頭発表。
カナダバンクーバー、the University of British Columbiaで行われる国際会議で発表します

2023/11/1911/26 ニュージーランドで野外調査
ニュージーランド国ワイマング地熱地域のインフェルノ火口湖でCSEMモニタリングのための野外調査に行きます

2023/12/4–12/8 熊本県で野外調査。
熊本県布田川断層帯でAMT調査を行います

2022年のニュース

2022/04/18 科研費の若手研究に採択
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22K14104/

2022/04/13 Yamaya et al., (2022) の共著論文がGeothermics誌に出版

2022/04/01 東京工業大学から兵庫県立大学に異動

2022/04/01 超臨界地熱研究の記事が日経オンラインに掲載
記事 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1198L0R10C22A3000000/

2022/03/28 Ishizu et al., (2022) 論文 がGeophysics誌に出版
論文へのリンク https://library.seg.org/doi/abs/10.1190/geo2021-0328.1

2022/03/04 Ishizu et al., (2022) JGR論文のプレスリリース記事が公開
東工大HPの記事 https://www.titech.ac.jp/news/2022/063247
東北大HPの記事 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/03/press20220302-02-reservoir.html

2022年の研究活動ログ

2022/05/24(火) JPGU集会で口頭発表(2022/5/24 13:45-14:00,SVC33-01)
こちらの集会では,火山の熱水セクションでJGRに発表した超臨界地熱貯留層に関しての研究発表を予定しております。

2022/06/27 The International Workshop on Offshore Freshened Groundwater Research集会で発表
の国際集会は,マルタ現地とオンラインのハイブリッドで開催されます。私は,オンラインで淡水層の電磁探査イメージングについて発表予定です。

2022/06/23情報地質学会第33回講演会で口頭発表
こちらの講演会では,「曳航・海底受信機で測定されたCSEMデータの統合逆解析による海底熱水鉱床の比抵抗イメージング向上」について発表しますhttp://www.jsgi-map.org/geoinforum2022/02.pdf

2022/11/08日本地熱学会令和4年学術講演会(東京大会)
こちらの講演会鬼首地熱地域の研究結果について発表予定です。石須慶一, 小川康雄, 吹野浩美, 市來雅啓,MT法による鬼首地域の超臨界地熱貯留層の調査,日本地熱学会令和4年学術講演会 2022年11月8日,https://grsj.gr.jp/event/conference/top/

最近出版された論文

Ishizu, K., Ogawa, Y., Nunohara, K., Tsuchiya, N., Ichiki, M., Hase, H., et al. (2022). Estimation of spatial distribution and fluid fraction of a potential supercritical geothermal reservoir by magnetotelluric data: A case study from Yuzawa geothermal field, NE Japan.  Journal of Geophysical Research: Solid Earth, 127, e2021JB022911.  https://doi.org/10.1029/2021JB022911

 秋田県湯沢市の地熱地域で電磁探査を行い,超臨界地熱貯留層を調べた論文が「Journal of Geophysical Research: Solid Earth」に出版されました。オープンアクセス論文ですので,大学機関外でも論文をダウンロードして読むことができます。 ※超臨界地熱貯留層とは,超臨界状態にある熱水(温度374℃かつ圧力22MPa以上)によって構成される貯留層です。
  本論文では,超臨界地熱貯留層の上にシリカが析出してできた水を通しにくい遮水層があるということを定量的に見積もりました。シリカ遮水層は超臨界地熱貯留層の発達に重要です。本研究で得られた情報をもとに,地下深部マグマから吐き出された上昇する超臨界熱水がシリカ遮水層の下で蓄積したという超臨界地熱貯留層の発達メカニズムを提案しました。また,シリカ遮水層の存在により超臨界地熱貯留層は浅いところとのつながりが弱められ,超臨界地熱貯留層は静岩圧に近い圧力状態であると考えました。また,本成果は,東京工業大学・東北大学によりプレスリリースが行われました。プレスリリース記事は論文の内容をより簡単に日本語で説明しております。詳細は研究成果のプレスリリースをご覧ください。

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