地震時のエレベータを想定した研究である。地震でビルが固有周期で振動し、巻き上げモータが位置するロープ上端部が強制加振される状況で、ロープ長さが変化する時変の強制振動問題である。実験は終了しているので、ダランベールの解で端部の反射則の検討を行う。ゆくゆくは、グリーン関数を使った時変の偏微分方程式の解へと進める予定である。