減衰つながりで、弾性車輪の転がり抵抗を研究している。剛体円盤が点接触する場合、転がれば抵抗はゼロ、滑ればクーロン摩擦が生じる。タイヤを弾性体とし、地面と線接触すると仮定する。地面とタイヤは滑らずにタイヤに水平方向の変位を許容すると、減衰要素を使わなくても転がり抵抗が生じる。波動現象とは勝手が違い、ずいぶん時間がかかっているが、今年度こそ決着をつけたい。