ジェット噴流はエッジで2分割される。仮に交番的な偏差の存在を仮定すると、エッジ部は双極子音源となる。双極子音源の粒子速度がジェット流の軌跡に及ぼす影響を、インパルス応答の畳み込み積分で表現し、無駄時間を与えると自励が生じることまでは確認できたが、まだ十分にエッジトーンを説明できるレベルではない。この現象は1次元管路を有しないので共鳴周波数が存在しない。この状況で特定周波数で自励が生じる機構を引き続き検討する。