研究内容

「何がやりたいか」も大事ですが、自分の性格に合った研究をすることをお勧めします。時間をかけて教員と話し合い、自分に合った研究を選んでください。分属の直前に決める必要はありません。自分がやりたい研究ができるかどうか、早いうちに確認しに来てください。もし、やりたい研究が別の研究室でできるようだったら、紹介します。研究室間の敷居が低く、大きなテーマにみんなでチャレンジできるのも近畿大学農学部の良いところだと思います。


当研究室では学生が一つのテーマを責任もって行うことを理想としています。多くの障壁は教員や先輩とのディスカッションで乗り越えてゆきましょう。



多くの人が不思議に思う現象を明らかにすることを目的とします。すぐに産業的利用を目指すものではなく、将来大きな技術に結びつきそうな現象を見つけ出し、それに答えを出すことを目指します。好奇心を満たすために研究に打ち込みたいという人に向いています。



実験室でしかできない新しい技術を用いて、オリジナル品種を育成することを目的とします。バイオテクノロジー(細胞融合や遺伝子組換え)や不定芽誘導を用いて新しい植物を作出します。時間かかり、うまくいかないことも多いですが、情報を仕入れ、問題を解決しながら独自の「近大〇〇」を生み出したい夢を持つ人に向いてます。特に6次化に適した新しい品種を育成し、近大ブランドの発信を目指します。

社会に役立つ園芸を創造することを目的とし、新しい技術や考え方を現行栽培に導入します。作物生産の新しい方法の開発と技術開発を目指すもので、最も園芸学らしい研究分野と言えます。1年間で研究論文にするのは難しいですが、先輩や後輩と連携を取りながら継続的課題を解決します。豊かな発想を持ち、植物を栽培することが好きで、失敗にへこたれない人はこの課題が向いています。これまでに蓄積されてきた知見を活用すれば、農薬を使わないで栽培することも夢ではありません。

企業や病院、自治体との共同研究を展開しながら、具体的な花卉園芸の展開を図ることを目的とします。花がどのように感情に作用するかを心理学的な方法、脳科学的な方法で調査し、新しいガーデニングや品種の使い方を提案することも行います。