NPO法人の目的・活動・実績

NPO法人の目的

 本法人は、主に小学生・中学生・高校生が、建築の耐震化の仕組みや省エネの方法を体験的に理解し、その知識を一生持ち続けることのできるような教育方法を研究、実践しそれに伴う事業を行うことを目的にします。

 地球人全員が努力しなくては地球の持続可能性を維持すること、大災害から身を守ることができません。そのために、物事を多角的、複合的な視点から捉え、総合的に把握する能力と応用力を鍛え、建築をはじめ科学技術に関する向学心に満ちた子ども達の養成を目指します。

 この取り組みは、2008 年日本建築学会主催の「親と子の都市と建築講座」から出発しました。長岡造形大学(2009年から2017年)及び新潟大学(2014年から2017年)の研究活動の一環として2009 年から2017 年まで長岡市内の中学校や新潟県内の小学生や高校生、教員、社会人などを対象に建築講座を開催してきました。2018 年4 月に科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門) を受賞し、本講座の意義が社会的に認められたと考えました

 2018 年からは並行してNPO 法人の設立を準備し、2019 年3 月にNPO 法人「建築・住教育研究会-10 分の1 組立住宅模型を使った」が認証されました。

今日までの受講者は、1500 名以上です。みなさまの支援と積極的な参加をお願い致します。

NPO法人の活動

① 防災教育や建築・住教育を志す人々と連携し、その教育方法に関する情報交換をし、専門的な 知識を誰でもが理解できる座学での教育方法と体験的な講座実践の方法を研究する。

② 建築領域における領域横断的な総合的な視点を持ち、子ども達に能動的な学習姿勢を醸成させる講座内容とする。小・中・高校生を対象に開発された建築講座を求めに応じて広く実践し、防災 や建築に関する知識を教養として一生持ち続け、地球の将来を考え、災害時の自己判断力を持つことができる青少年を育成する。

③ 新潟県内の中学校・高校の生徒に積極的に受講機会を提供し、要請があれば対象地を全国に広めるものとする。

④ 以上の研究・実践活動で作り上げられる模型や実験装置の商品化が必要な時はその事業化(販売 または賃貸)の可能性を探る。

⑤ 以上の内容を印刷媒体やインターネット等を通して広く発信する。

⑥その他上記の目的に関連した事業を行う。

活動実績(受賞)