ツイスト式ペン

ツイスト式ペン

本体は真鍮または銅の鍛金加工で作成します。

基本的に、木軸ペンのキットを使用して作成しています。

本体は前後のパーツに分かれていて、基本的に後のボディーを回して芯を出し入れします。

リフィルの交換は後ろのボディーを引き抜き、交換します。

このシリーズにはモデル1からモデル3までラインナップされています。

モデル1:木軸ペンの芯繰り出し機構のみ使用し、ボディーは全て手作りです。

モデル2;木軸ペンの芯繰り出し機構、口金、ペン尻のパーツを使いますが、口金とペン尻はメッキを削り落とし、真鍮を剥き出しにしています。

モデル3:木軸ペンの芯繰り出し機構、口金、ペン尻のパーツ、ペンクリップなど全てのパーツを使用しています。木軸を入れるところに真鍮または銅の鍛金加工したものを組み込んでいます。

リフィルの交換について(共通)


リフィルの交換は本体後部を引き抜き、後端の黒いパーツ(リフィル)を交換します。

リフィルはクロス(アメリカ製)か三菱(uni)のSK-8を使用します。


モデル1~3の紹介

モデル1

木軸ペンの芯繰り出し機構のみ使用し、ボディーは全て手作りです。

材料は真鍮または銅のパイプから作り、全て鍛金加工による絞りで制作しています。

真鍮または銅を鍛金加工は600度以上に熱して焼き鈍した後、芋鎚で叩いて絞っていきます。

一気に絞ると割れてしまうので、何度も焼き鈍しを繰り返し加工していきます。

鍛金加工後は一度削って表面を滑らかに仕上げ、あたらめて化粧槌を打って、槌目をつけたタイプを作っています。

ボディーの鍛金加工後、インナーを作り、ボディーに組み込んで完成させています。

このタイプ1には真鍮と銅の2種類のほか、槌目をつけないタイプもあり、4種類を用意しています。

モデル2

木軸ペンの芯繰り出し機構、口金、ペン尻のパーツを使いますが、口金とペン尻はメッキを削り落とし、真鍮を剥き出しにしています。

口金やペン尻のメッキを剥がしたことにより、ボディーと一緒に経時変化を楽しむことができます。

ボディーは真鍮または銅に槌目をつけたものを組み込んでいます。

モデル3

木軸ペンの芯繰り出し機構、口金、ペン尻のパーツ、ペンクリップなど全てのパーツを使用しています。木軸を入れるところに真鍮または銅の鍛金加工したものを組み込んでいます。

口金、ペン尻のパーツ、ペンクリップなどはメッキが掛かったままですので、ボディーが経時変化してもメッキ部分はそのままの輝きを残します。

メッキ部分の光り輝くところと、経時変化して変色していくボディーとのコントラストをお楽しみください。