会長挨拶
長崎大学水産学部同窓会鶴水会
会長 髙屋雅生 (30・生)
長崎大学水産学部同窓会鶴水会
会長 髙屋雅生 (30・生)
全国の鶴水会会員の皆様には、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
去る令和6年度鶴水会総会において会長にご指名いただきました30回海洋生産の髙屋雅生でございます。
これまで、志岐前会長には長年にわたり鶴水会会長にご就任いただき、誠に有難うございました。引き続き、相談役としてご指導方よろしくお願いいたします。
私は、長崎大学水産学部を卒業後、長崎県庁水産部へ入庁し、最初の赴任地が当時の対馬支庁水産課でありました。その時にお会いしたのが、バリバリと仕事をこなす憧れの先輩県庁マンである若き日の志岐前会長であり、公私ともに大変お世話になりました。その後、令和2年まで37年間勤めました長崎県庁を定年退職いたしましたが、現在も水産関係団体に勤務しておりますので、何かと時間の制約もあり、会長として行き届かない所も多々あろうかと思います。志岐先輩の後任として会長を引き継ぐことになり、光栄に思いますとともに、大きな重責を感じているところでありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、令和6年度は、新型コロナ感染症の心配もようやく少なくなったことから、総会終了後に立食形式による交流会を開催することが出来ました。その中で、一番多く聞かれた声は、若い世代の同窓生がなかなか鶴水会への積極的な関与が少なくなってきている、とのことでした。
鶴水会は、様々な活動を行ってまいりますが、その原点となる会則には「会員相互の親睦をはかり、知識を交換し交誼を厚くし、かつ母校発展のために尽力し、進んで産業の発展に寄与する」とあります。この目的を達するためには、先の交流会で聞かれた状況は決して好ましいものではなく、皆で改善に向けた努力を行わなければなりません。
まずは、従前から言われております通り、鶴水会の活性化は支部活動如何によるものであり、各支部長様には会員の掘り起こしや連携強化をお願いし、中でも若い同窓生が参加する企画・提案をお願いしたいと思います。必要に応じて理事会を開催し対応させていただきます。本部としては、学内理事、長崎支部、学友会等とも連携して、準会員である学生の皆さんと接触する機会を多くし、鶴水会との距離を出来るだけ縮めたいと思っております。
今後とも、多比良、柴崎両副会長をはじめ、役員が一致団結して「魅力ある頼れる鶴水会」を目指して努力してまいりたいと考えております。地球温暖化により、水産業を取り巻く様々な環境が激変してきております。鶴水会もこれに対応するべく、柔軟に変化しながらの対応を迫られると思いますが、会員皆様の御理解と御協力により難しい課題を乗り越えてまいりますので、重ねてよろしくお願いいたします。