第2回は県大生なら一度は頼る、学生室にインタビュー!


「大学で働く人に聞いてみた!」企画、第2回は学生室の皆さんにインタビューをさせていただきました!

県大生なら在学中に一度は学生室へ行く機会があるのではないでしょうか。大学生活で困ったことがあるけど、学生室に行くのは気が引ける、緊張する…と考えている学生の皆さん!

学生室を訪れる前にこの記事を読んで、参考にしてみてください。

今回お話を伺ったのは、学生室長小谷さん、留学生とクラブサークル活動担当松浦さん(主に留学生)、森さん(主にクラブサークル活動、教務担当の黒木さん(国際関係学部の授業について)です。


Q1 県大のホームページによると、学生室の業務は以下の通りと掲載されていますが、これ以外にも学生に対して行っている業務はありますか?

【学生室の業務内容】(県大ホームページより)

カリキュラム作成、教室管理、各種証明書の発行(通学証明、学割証、成績証明、卒業証明など)、休講情報等、奨学金申請受付、授業料減免、外国人留学生向け情報、クラブ・サークル関係、

施設使用、事故処理マニュアル


留学生関係では在学している留学生のビザや卒業が決まっている留学生の中で就職先が決まっていない人の就活ビザの書類作成の作業を行っています。また、健康診断の運営や診断結果の配布も行っています。このことに関して、追加の健康診断を受ける方が秋までずっと来るので春に一斉に受けてもらえると助かります。他にも献血のお知らせをしています。

クラブサークル関係では新入生歓迎委員会が開催する新入生歓迎イベントや剣祭実行委員会が開催する春フェスの支援もしています。

その他の業務については今回インタビューさせていただいた、お二人以外にも学務の非常勤さんが担当されているそうです。


また、最も力を入れている業務はありますか?

事務局はそれぞれの担当を持っている人たちの集合体なので、最も力を入れている業務というものはあげられないです。あまり目立たない業務だけど、各担当がそれぞれ、学生が生活する上で困らないように下支えしようという想いを持って働いています。


【インタビュアーの一言メモ】

クラブサークルについての相談は主に森さんが窓口になることが多いそうです。もちろん、松浦さんや他の方にも相談できます。授業関係については黒木さんが対応してくれるそうです。


Q2 学生はどのようなことを相談できますか?

本当に多岐に渡ります。履修登録など授業に関すること、クラブサークルのこと、留学生のこと、奨学金のことからユニパでのトラブルやロッカーのことまで幅広く対応しています。相談内容によっては、すぐに返事ができないこともあるので注意してください。また、学生の状況によって相談内容や対応は変わってきます。例えば、留学生が住む国が変わって環境が大きく変化すると、健康状態に問題が出てくることがあります。そのような場合は病院を勧めたり、相談にのったりします。


【インタビュアーの一言メモ】

相談時は必ず、学籍番号と名前を名乗りましょう!当たり前のことですが、意外と忘れてしまっている学生が多いそうです。


Q3 新学期にどのような相談が一番多いですか?

留学生はビザの相談や民間の奨学金書類や応募資格についての相談が多いです。

新入生は授業料の減免や奨学金についての相談が多いです。また、カリキュラムや4月の予定についての相談も多く寄せられます。

授業関係は新入生からは英語のクラス分けや指導教員が誰かわからないなどの相談が多いです。これに関しては国際関係学部棟更衣室前の掲示板に掲載しています。地域言語、ゼミのとり方については学生室は関与していないため注意してください。また、今年はゼミについての説明はガイダンスで行うため、その時にしっかり確認してみてください。


※以下は、よく寄せられる相談内容とその対応についてです。

授業形態がわからない 

状況次第では授業形態も変化しますので、ユニパやシラバスを確認することが一番だと思います。

非常勤講師の先生と連絡が取れない

みなさんからの相談が寄せられた後、一旦学生室を挟んで、先生に連絡をとり、再度みなさんにお伝えするので時間がかかります。辛抱強く待ってもらえればと思います。

オンライン授業に関してわからないことがある

ユニパやメールの配信をよく確認してもらえればと思います。正直、2020年度は異例な年でした。学校側も学生のみなさんも慣れない環境だったと思います。今年度は昨年度より多少スムーズになると思います。


【インタビュアーの一言メモ】

新学期は相談に来る学生がとても多いそうです。不安なことや困ったことがあれば、学生室に頼るのはもちろんOKですが、聞く前に配布資料などを読むなど、もう一度確認してみましょう。また、授業関係の相談は必ず電話でアポイントメントをとってから行くとスムーズだということでした。


Q4 普段の学生生活ではどのような相談が一番多いですか?

クラブサークルの活動、剣祭などイベント関係の相談は一年中あります。夏ぐらいまでは民間の奨学金についての相談もあります。また、昨年度は感染症対策についてや施設の利用についての問合せが多かったです。学生室に寄せられる相談内容は学生の生活に合わせて一緒に変わっていきます。

授業関係については、休学願いや単位確認が多いです。休学願いは学生室に書類があるので、とりに来てください。単位の確認や卒業ができるかという問合せは、(国際関係学部については)はっきりとしたことは伝えられないので注意してください。


Q5 毎日何件相談がありますか?

具体的に数えたことはないですが、4月は電話がなりっぱなしです。1日に60件くらいの相談があります。


Q6 相談方法はどのような方法がありますか?予約は必要ですか?

    (例:電話、メール、アポアリ対面、アポなし対面)

      また、どの方法が一番確実に対応していただけますか

クラブサークル活動についての相談はメールや電話での相談もありますが、対面での相談が圧倒的に多いです。新型コロナウイルス感染症が流行り始めてからは電話やメールの割合が増えました。

留学生による相談はメールでの相談も受けていますが、日本語が難しい部分もあるので対面での相談が多いです。対面での相談は学生の顔を見て話したり、元気か確認できたりする点がいいです。


【インタビュアーの一言メモ】

対面の場合は窓口が混雑して密になってしまう恐れがあったり、担当者がいない場合があったりするため、アポをとってから相談にいきましょう!対面での相談は不安なことが多い新入生を優先して、2年生以上の在学生は可能ならばメールや電話で相談しましょう。


Q7 学生へのメッセージをお願いいたします。

小谷さん

ぜひ学生に学生室へ来て欲しいと思っています。そして、いろんな対応を受けてもらいたいです。時には冷たい対応をされることもあるかもしれないけれど、それも社会を学んでいくことの一つとして来て欲しいです。そのために学生室を利用して欲しいです。


森さん

私自身のことを振り返ると、大学生って一番楽しい時間だと思います。無責任でいられて自由で、夢もあってだらしなくいられる時間でした。みなさんにもそういう大学生活を楽しんでもらいたいという気持ちがあります。そして、それと同時に卒業するために授業しっかり受けたり、いろんなことを吸収したりして、ON/OFFを切り替えて生活することが大切だと思います。そのために学生のみなさんを支援して、できることはやりたいと思います。


松浦さん

何でも話を聞くので、困ったことがあったら学生室へ来てください。学生室は学生の話を聞くことや学生とコミュニケーションをとることを大切にしています。業務が忙しくてコミュニケーションがうまく取れないこともあるけど、ぜひ face to face で話しましょう。


黒木さん

困ったら一人で悩まないで、学生室に相談しに来てください


お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

学生室の職員の皆さん

(左から) 小谷さん、森さん、松浦さん

インタビューの様子

※感染症対策を徹底して行いました。