4回は出納室にインタビュー!

「大学で働く人に聞いてみた!」企画、第回は出納室で働く皆さんにインタビューをさせていただきました!

授業料支払いについての不安や悩み事があれば、出納室に相談してみてください!

今回お話を伺ったのは、出納室で働く

・市野さん(内部資金(国際・経情など)を担当)、木村未歩さん(外部資金(奨学寄附金・厚労科研費)を担当)、高橋さん(決算担当 )です。


Q1 県大のホームページによると、出納室の業務は以下の通りと掲載されていますが、これ以外にも学生に対して行っている業務はありますか?また、出納室ではどんなことをされていますか。

【出納室業務内容】(県大ホームページより)

授業料の受入、大学の経理事務

出納室では財源によって主に業務を分担しています。

内部資金は県からの交付金や大学の自己収入、外部資金は寄附金、先生方が獲得した企業や自治体からの研究費などです。 具体的に、大学の教員や大学院生が助成団体に応募し獲得してきたものの受け入れ手続きや、研究に使用する物品を購入するための執行手続きなどの業務を行っています。その他、大学全体の決算に関する業務や教員の研究費、大学の授業料、必要備品の管理、高額の備品を購入する場合の入札手続き等も行っています。

出納室にある物品検収センターでは、納品等の支払い業務の第一段階のチェックを行っています。検収を行うことで、研究費の不正利用を防ぐことができます。


【インタビュアーの一言メモ】

ふじのくに大学コンソーシアムの担当者は、ゼミによっては社会勉強の一環として学生が書類作成を行う場合があり、出納室担当者書類作成のお手伝いをすることもあります。
※ふじのくに大学コンソーシアムのゼミ学生等地域高家推進事業大学(学生を含む)と地域の交流の拡大を促進し、直接的な大学の知の地域への還元及び県内地域の振興に寄与するため、県内の地域課題について、地域と一体となって、解決方策の提言や課題解決のための実践的な研究を行う県内大学等のゼミナール及び地域活動団体に対し、助成を行っている。 【引用:ふじのくに大学コンソーシアム ウェブサイト】

Q2 新型コロナウイルス感染症の影響でこれまでの業務と変化はありましたか。

研究費の執行の中で、教員の出張に伴う旅費の支出処理を行っていますが、教員の出張が減ったことにより、出張関係の処理が大幅に減りました。


【インタビュアーの一言メモ】

一方で、食堂に設置したパーテーションや検温器などを購入するなど、その時、状況に合わせた購入品は増えました。購入品によって、国の予算から出すのか、県の予算から出すのか、授業料などの収入から出すのか等が異なり、多くの人が関わっています。

Q3 授業料の問い合わせは具体的にどのような内容が多いですか。

支払い期限や方法の確認や相談が多いです。授業料については、期の初めにユニバーサルパスポートやホームページに記載をし案内をしています。案内が長文になってしまうと、どうしても見落としてしまったり不安なところがあったりすると思うので、少しでも悩むことがあれば遠慮なく電話をしたり直接出納室に相談しに来たりしてほしいです。


出納室では、分割での支払いについて相談に乗ることができます。授業料は期の初めに半年分を一括で支払ってもらうことになりますが、家庭の事情によっては何回かに分けて支払うことも可能です。その際、必要書類に記入し申請を出してもらう必要があります。


【インタビュアーの一言メモ】

担当者が一人しかいないため、まずはホームページの情報を確認したうえで相談しにきてくれると、スムーズな対応ができるそうです。

Q4 出納室の職員の皆さんは静岡県職員の方ですか。

出納室に限った話ではありませんが、事務局で働く人は、静岡県の職員もいれば大学が採用した職員、有期雇用の人など様々です。


Q5 出納室での業務は簿記の資格取得が必須ですか。

必須ではありません。簿記の資格があるにこしたことはありませんが、実際に作業をしながら学んでいくことが多いです。大学の会計は企業会計とはルールが異なるため、簿記の資格を取得していても研修を受けたり大学会計について学び直したりする必要はあります。また、簿記の資格を取得していなくても出納室配属になることはありますし、資格を取得していても3年ほどで配属先が異動になることもあります。


【インタビュアーの一言メモ】

出納室では、一人一人の業務が異なるので、チームとして働くというよりは各々の個人作業みたいな感じです。

Q6 静岡県立大学の年間予算は出納室で決めていますか。

いいえ。予算の編成は総務室が担当しており、出納室としては主に授業料の受け入れやお知らせを担当しています。授業料や予算に関することは出納室だけではなく、大学全体で検討して対応することになります。


Q7 K-commuのウェブサイトを通して広報したいことはありますか。

授業料の分割納入についてです。

期の初めに授業料の支払い期限に関する情報は、メールやユニバーサルパスポートでお伝えしており、案内文の下の方に分割納入についての記載があります。どうしても案内文が長くなってしまうため、見落としてしまうことがあるかもしれませんが、是非、分割納入が可能であること、支払いについての相談はいつでも乗れるということを知っていただければなと思います。コロナ禍に限らず、何らかの事情で授業料の支払いについて困ったことがあったら、まずは早めに一度相談しに来てください。


Q8 最後に、学生へのメッセージをお願いいたします。

高橋さん

静岡県にある大学なので、社会人になった時に地域の方やお世話になった先生等に自分たちの活躍を通じて、社会、静岡県に貢献できる人になってほしいなと思っています。何か皆さんのお力になることができればいいなと思っています。


市野さん

大学生活を送る上で一番大切なのは仲間の存在だと思います。現在、コロナ禍で不安になったり縛りの多い生活を強いられたりしている学生、悩みを抱えている学生は多いと思いますが、仲間がいることで、この苦しい状況を乗り越えるための心の支えとなり、気持ちが楽になると思います。なかなか、直接会い話すことが厳しい状況ではありますが、感染対策を行いつつ仲間同士支え合い困難を乗り越えてほしいなと願っています。


木村さん

学生は大学生活を送る上で我慢を強いられていると思いますが、この状況下で今できることを前向きに取り組むことは大切だと思います。まだまだ我慢の日々は続きますが、ここは踏ん張りどころと思って頑張ってほしいなと思っています。

出納室の職員

から)市野さん、木村さん、高橋さん

インタビューの様子

※感染症対策を徹底して行いました。

お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました!