回は入試室にインタビュー!

前回の「大学で働く人に聞いてみた!」企画では、施設室の職員の方々にインタビューさせてきました。

今回は入試室の職員の方にインタビューです。

大学入試案内や、合格後の手続きなどを担当している入試室。

具体的にはどのような業務をなさっているのでしょうか... 必見です!

1.県大のホームページによると、入試室の業務は以下の通りと掲載されていますが、これ以外にも行っている業務はありますか。

【入試室業務内容】(県大ホームページより)

入学者選抜、進学説明会、オープンキャンパス

入試室には大きく分けて「入学者選抜に関わる業務」と「入試広報に関わる業務」の二つがあります。

入学者選抜業務には、共通テストの受験会場運営や、本学の学部入試・大学院入試に関する全般(募集要項の作成・出願受付・会場設営・入試当日の運営・合格発表・入学手続等)があります。

入試広報の業務は、進学説明会や、オープンキャンパスなどで、主に受験生や高校の先生方へ入試関連情報の発信を行います。進学相談会や在校生の母校訪問の際には、本学の学生のみなさん御協力いただき、大学生活について生の声を高校生や高校教員に話してもらうこともあります。

 

2. 広報などの業務以外で、学外での活動はございますか。

広報以外で学外での活動はあまりありません。

県内外に出向き、受験生対象の進学相談会に参加したり、本学の先生方と高校へ出向き高校の先生方に本学について説明を行うこともあります。受験生や高校教員向けの説明会は、本学単独で行う場合もあれば、県内の国公立4大学(県大・静大・浜医・文芸大)で連携して行う場合もあります。

 

3. 新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまでの業務と変化はございましたか。

かなりありました。入学者選抜の時は特に「安心・安全」な環境で受験生のが本来の力を発揮できるよう、アルコール消毒液や泡石鹸の設置やマスク着用の指示、換気、座席配置など細部にわたり感染防止策を徹底して行なっています。

入試広報に関しては、対面での実施がほぼできなくなってしまったため、本学に来て実施していたイベントは基本ストップしています。現在は、各種説明会、個別相談会等はオンラインで実施しており、オープンキャンパスは本年度もオンラインで実施しています。


(静岡県立大学オープンキャンパス2021は、県大公式ウェブサイトにて、各学部の動画を閲覧することができます。ぜひご覧ください!)⇒こちらから

 

【インタビューの一言メモ】

オンラインにも、良い点と悪い点の両方があると思っています。オンラインだと、顔は出していても何か壁を感じてしまって苦戦することも…。しかし逆にコロナ前の説明会や相談会、オープンキャンパスは、県内や実施会場近くの学生さんであれば、すぐにアクセスできますが、遠方からの学生さんはなかなかアクセスしづらかったと思います。オンラインになって、生徒の方々が北海道の方でも福岡の方でも、同じように説明会に参加することができるようになったという点で、オンラインならではの利点を感じています。

 

4. どのような問い合わせが多いですか。

たくさんありますが、基本的には入試の実施方法についてが多いです。試験の内容、科目選択、オープンキャンパスの実施内容について、学部学科でどんなことを勉強できるのか、コロナで変更されたところなど様々なお問い合わせを頂いています。

 

5. 大学入学後に入試室様と関わる機会はございますか。

基本的にはないかと思います。入試室の役割は大学の「入口」なので、在学生の方々と直接関わる機会は少ないです。ですが私たちのお仕事は、学生の方々の力にすごく頼っている部分もあって、進学相談会や大学見学、母校訪問などの機会には、大学生活の生の声を発信してもらうこともあります。

入試の実施に関しても、規模の大きい入試になればなるほど設営がとても大変になります。試験会場設営や当日の運営警備などにアルバイトとして参加してくださる学生の方と関わる機会はあります。

 

6. 県大のホームページ内の入試情報が載っているページの中で、受験生だけではなく、大学生にも見てもらいたいページはございますか。

基本的にホームページの入試情報の内容は、受験生向けになっています。

時間のある時にぜひ見て頂き、ご受験される後輩の方々に先輩として、ご紹介頂ければと思います。

 

7. イベントなどの業務の他の時期はどのような業務をしていますか。

また、イベントの準備にはどれくらいの期間がかかりますか。

秋口までは、「入試広報(各種イベント)」に時間を割くことができますが、それ以降は入試実施に関わる業務のみとなります。

入試広報の準備開始時期ですが、オープンキャンパスは4月当初から、各種説明会などは5月から行います。ですので、新年度すぐに実施準備に入れるよう、入試広報の企画立案は、前年度のうちに行います。

 

8. イベントなどの際に他の事務局の部署と関わりはございますか。

ありますね。バーチャルオープンキャンパスの実施には広報室などの協力を頂いて、準備を行っています。オープンキャンパスを対面で行う場合は、広報室をはじめ、事務局のあらゆる部署の協力をいただき、準備から当日の運営までを行なっていました。

共通テストや大学入試の実施でも、準備から当日の運営まで事務局各部署から協力をいただき実施しています。

 

9. K-commuのウェブサイトを通して広報したいことはございますか。

入試室が関わっている様々な入試広報は、高校生をターゲットとしているので、なかなか在学生の方々に関わる内容は少ないのですが、入試広報や入試実施等のイベント運営でお手伝いをお願いする機会があるかと思います。その時にはみなさんにご協力を頂けるとありがたいです。

 

10. 最後に、学生へのメッセージをお願いいたします。

繰り返しにはなりますが、私たちは入学者選抜に関わるものが主な業務となるために、在学生と関わる機会は少ないですが、入試に関わるイベント・広報活動などの際に学生さんのご協力を借りることがあると思いますので、その際はぜひよろしくお願いします。

入試室にいると、本学へ入学するために、受験生やその保護者、高校の先生方それぞれが必死になって頑張っている様子を肌で感じます。丁寧に作られた出願書類を見るとみんな合格できればいいのにと思いますが、選抜ですのでそうはいきません。厳しい選抜をくぐり抜け本学の学生となられたみなさんには、入試に向けたエネルギー以上の大きな熱量で大学生活を有意義なものにされることを願っています。







私たち在学生が受験時に見た募集要項を作成してくださったり、高校生の大学説明会の運営など、

大学の「入口」としての大切な広報活動の役割も担っているのが入試室なんですね!!

 

お忙しい中、ありがとうございました!




入試室の職員

増田さん

インタビューの様子

※感染症対策を徹底して行いました