第12回 カリヨン書店にインタビュー!
第12回はカリヨン書店で働く、大石さんと小林さんにインタビューさせて頂きました!
学生のみなさんは教科書販売の時期に利用することが多いのではないでしょうか?
実はカリヨン書店では教科書以外にも様々な書籍を取り扱っています!
さらに、意外と知られていないおトク情報も…。ぜひ、ご覧ください!
1.書店が開業したのはいつですか?
2015年に開業しました。カリヨン書店の前は太陽堂書店が入っていました。
2.大石さん、小林さんはどのような経緯でカリヨン書店で働くようになったのですか?
(大石さん)去年の4月から働き始めています。
PTAの役員として地域とのつながりが持てたらと思い、カリヨン書店で働こうと思いました。
(小林さん)今年の5月からお手伝いしてほしいという話をもらい働き始めました。
3.書店名の由来は何ですか?
書店であるけれど、地域を活性化させたいという思いが名前にこめられています。駅前の時計にベル(カリヨン)がついているのはご存知でしょうか?現在は故障して止まってしまっているのですが、人と街を元気にする書店として地域に還元していく中で、そのカリヨンも再び動き出せるように頑張っていきたいという思いがこもっています。
4.カリヨン書店ではどのような商品を購入できますか?
基本的に県大にある学部に関係する本や教科書を置いています。そのほかにも雑誌、就活関係の本、県大の先生が書かれた本、図書カードも販売しています。また、TOEICを受ける学生が多いことからもTOEIC対策用の参考書も充実させています。書店にないものは取り寄せも可能です。
5.どのような支払方法がありますか?
支払方法としては、現金、PayPay、図書カードがあります。
よく聞かれるのですが、クレジットカードやPayPayと現金の併用はできないので注意してくださいね。
6.コロナ前と後で営業状況は変化しましたか?
コロナ禍初期はほとんど郵送で教科書販売しており、対面での販売は全くできていませんでした。学期のはじめに学生が集まり、それ以外はちらほら来るという感じなので、コロナ前と今は販売数に大きな変化はないです。学生さんにも教科書販売以外の時期以外にも活用いただきたいと思っています。例えばサークルの宣伝や本を選ぶ相談なんかもさせて頂いております。
7.利用する学部生の傾向はありますか?
薬学部、食品栄養科学部など理系の学生が多いです。
8.学生などの利用者の印象はどうですか?
真面目な子たちが多く、静かに見て帰っていく印象です。
教科書販売の時なんかはバタバタしていますが、整列に協力してくれたり助かっています。
9.ほしい教科書が売り切れてしまうことがあるのですが、どうすればよいですか?
ある程度の冊数は用意していますが、その時の売れ具合を予測するのが難しいので用意した教科書のすべてが売り切れてしまうことがあります。注文方法としては、予約表に書いてもらい、入荷したら連絡するので取りに来てもらうという感じです。
10.雑誌などの教科書以外の書籍は、どのような基準で仕入れていますか?
大学生や先生が興味あるようなものをそろえています。一般の人も利用できるので主婦向けの雑誌など幅広く用意しています。
11.繁忙期と通常時で仕事内容に変化はありますか?
全く異なります。通常時は先生たちからの注文がメインの仕事内容です。4月と10月のテキスト販売期にはそれに加え教科書を販売するので、朝から作業しています。
12.通常営業している時の利用者数はどうですか?
通常は一日に数名くらいですかね。多くの学生さんが教科書の追加注文などで来ます。
また、女子学生や地域の方が雑誌を買って行ってくれる場合もあります。
13.もし、書店の販売スペースが広くなった場合、どのような書籍を増やしたいですか?
1つの分野でも幅広い書籍を揃えたいです。また、学外からのお客様向けにベストセラー本などを並べたいです。また、県大は芝生公園が近いので、お子様連れのお母さんたちにも気軽に立ち寄ってもらえるような書店にしたいです。
14.学生が使い終わった教科書を、バザーに出すことがありますが、それについてはどのように思いますか?
バザーなどでの売り上げの一部を社会貢献に充てていたりするので、大いにやって頂いて良いことだと思います。しかし、英語などの書籍は改訂されていることも多いので、気を付けて手に入れていただければとおもいます。
15.他の本屋さんと異なる点はありますか? カリヨン書店ならではの工夫や情報など教えていただきたいです。
カリヨン書店で購入していただくと、他の書店より少し安くなります。雑誌は本体価格から10%引き、教科書を含めたその他書籍は3%引きで購入していただけます。
また、駅前のタクトでもカリヨン書店の書籍を販売しています。
Twiterの更新も再開したので是非見てほしいです。
(カリヨン書店Twiter→@carillon_book )
16.カリヨン書店として学生に協力してほしいことはありますか?
とにかく多くの学生に来てほしいです。
売り上げを上げたいということではなく、立ち読みでもいいのでカリヨン書店を訪れてほしいと思います。というのは、本を購入する以外でも上手くカリヨン書店を使って頂ければと思っています。
立ち読みなんかでも大丈夫ですので、ぜひ気軽に来てみてください。
また、本を読む文化が定着することが本の購入にもつながると思うので、K-commuが取り組んできた本の紹介などの活動は続けてほしいです。
17.「カリヨン書店で働きたい!」という学生が働くことはできますか?
常時受け付けています。通常時の営業は今の状態で足りているので、主に教科書販売期にお手伝いしてもらうことになるかと思います。
また、以前は移動販売を行ったこともありました。そのような機会があれば是非学生さんにお手伝いしていただきたいです。
単発にはなってしまいますが、常に歓迎です。
18.今後、どのような書店にしていきたいですか?
一年を通して人が出入りするような書店にしたいです。まずは本が好きな人を増やしていく中で、カリヨン書店のファンを増やしていけたらと思っています。そのために、レイアウトなども工夫したいです。また、学生がどんな書籍を置いてほしいのか知りたいです。
19.私たちK-commuについてどのように思っていらっしゃいますか?
県大の中でも特に目的意識を持って活動されている団体だなと思っています。
メンバーの方とも何人か繋がっていて、とても優秀な子たちが多いイメージです。
今後もたくさん情報を発信してほしいと思います。
【インタビュアーの一言感想】
今回のインタビューで、もっと学生と関わりたい、学生の声を聞きたいと思っていらっしゃることが分かりました。そこで今後、K-commuで学生に本についてのアンケートを取ってみるなど、もっと積極的に学生のアイディアを提供することで、今回のインタビューを意味のあるものにしていきたいと考えています!
お忙しい中、インタビューに答えていただきありがとうございました!
ぜひ皆さんもカリヨン書店に立ち寄ってみてください!
〈インタビューの様子〉
感染症対策を徹底して行いました。
左奥から大石さん、小林さん