第11回 SALLにインタビュー!!

第11回はSALLの職員、中村さんにインタビューさせていただきました!

SALLとは国際関係学部棟3階3218教室にある施設で、英字新聞や洋画のDVDなどが無料で閲覧でき、英語の自主学習に最適な施設です。

「SALLって何?」と思った方、「存在は知っているけど使ったことがない…」という方、ぜひこのインタビュー記事を読んでSALLを身近な施設と感じてくれたら嬉しいです!

1,SALLが設立された経緯について教えていただきたいです。

設立から14年経っているので当時の詳細はわからないですが、SALLは “Self Access Language Learning center”の略称なので、「英語が自主学習できる部屋がほしい」ということで作られました。

14年前は普通の教室だった場所を改装して作られたようです。

言語コミュニケーション研究センターという、現在5学部全部の英語教育を統括しているセンターがあり、それが設立されたのも14年前です。

【インタビュアーの一言メモ】

SALLの詳細や使い方については言語コミュニケーション研究センターのページをご覧ください→https://langcom.u-shizuoka-ken.ac.jp/facilities/index.html


2,事務員の方の仕事内容について教えていただきたいです。

大きく一つは、このSALLの部屋の管理で、県大生が来た時の対応やDVDや英字新聞、パソコンの管理・メンテナンスなどを行っています。あともう一つは、私は言語コミュニケーション研究センターの事務なので、皆さんが英語の授業で使っているGoogleフォームの作成や中間・期末テストの打ち込み、ZOOMの設定など5学部すべての英語授業の補助をしています。


3,学生にSALLをどのように活用にしてほしいか、また利用の際にお願いしたいことがあれば教えていただきたいです。

一度来るとハマって通う人が多いので、一度来てもらって自習でも、DVDを見に来るでも、TOEICの前に問題集をやりに来るでも英語を一生懸命勉強したい人はぜひ来てほしいです。例えば、英字新聞の一つの記事を1日一つ読むだけでも英語を読むことが楽しくなってくると思います。そういったことを日課にするためや英語に少しでも触れるためにSALLに来てくれるといいかなと思います。

【インタビュアーの一言メモ】

コロナ禍前はSALLの部屋が埋まるぐらい多くの利用者がいたようですが、コロナ禍のオンライン授業などで学校に来る機会が減り、利用者も減ったのではないかと話されていました。コロナ禍に入学した現在の1,2年生はそもそもSALLの存在を知らない学生がいるのかもしれません。

SALLは国際関係学部棟3階3218教室にあります

4,大学院生とSALLの関わりはありますか?

大学院生で英語の教員免許を取ろうとしている学生に、TOEICの1~2か月前から学生向けにTOEICの悩み相談の相手をしてもらっています。先生には少し聞きづらいような解き方や些細な事を気軽に聞けたり、大学院生にとっても英語を教える練習になったりしているのでお互いのためになっているのかなと思います。TOEICだけではなくゼミや学校についての全般的な相談もしていたのでそういう雰囲気がとてもいいなと思いました。

【インタビュアーの一言メモ】

現在、相談役として来ている大学院生は一人で、その方の卒業後は相談役がいなくなってしまうため、英語の教職取得を目指していたり英語を教えることに興味のあったりする方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。


5,国際関係学部以外の学生はどのくらい利用していますか?

国関生(国際関係学部生)が一番多くて、次が薬学部かなと思います。

TOEIC前には駆け込み寺のような感じで全学部から学生が来ます。SALLに置いてある問題集をやって、分からないところは大学院生に聞くことができるので、そのように活用している学生が多いです。

普段の時は理系の学生は空きコマがないのでなかなか来れないようですね…


6,見たい映画や置いてほしい作品のリクエストはどのようにすればよいですか?

SALLに来た学生に書いてもらえるようにリクエストカードがあるのでどんどん入れてもらってもかまわないです。

リクエストの作品以外にも新作が定期的に入りますが、リクエストを言ってもらえるととても助かります。全部入れられるかはわからないですが、できる限り入れるようにしています。

【インタビュアーの一言メモ】

SALLに置いてある映像作品の中で「F・R・I・E・N・D・S」は英語学習に良いと先生たちの間でも評判で、作品と関連した課題を出している先生もいるそうです。

学生に人気なのはハリーポッターシリーズで、SALL内で全作品コンプリートして見る学生も多いそうです。

インタビューの様子

※感染症対策を徹底して行いました

7,SALLを利用するためにおすすめの時間帯はありますか?

皆さんの授業があるので何とも言えないですが、午前中は空いています。

【インタビュアーの一言メモ】

SALLは8時から開いているため、授業の前に英字新聞を読んだり英語の自習をしたり朝活としても有効活用できそうですね!


8,一人で利用する学生が多いですか?

やはり一人で利用する学生が多いです。

留学に行きたい子は一人で行動して自立している人が多く、たくましいなと思います。

二、三人で来た場合にも、基本的には自習室なので図書館と一緒で、話すというよりは、リスニングをやっている人もいるため静かに利用してもらいたいです。


9,K-commuのウェブサイトを通して広報したいことはありますか?また、まだSALLを使ったことがないという学生へのメッセージをお願いいたします。

SALLを知らない・利用したことがないという学生もまだまだいるようなので、まず一度覗いてほしいです。

今までSALLで英語コミュニケーションの先生たちが発音練習や添削、留学相談についてワークショップをやっていましたが、今年はコロナ禍などの影響でなくなってしまって、来年はできるといいなと話をしています。授業以外でネイティブの先生とお話しする機会も増えるのでぜひ来てほしいです。

言語コミュニケーション研究センターの先生が立ち寄ることもあるので先生を捕まえやすいかもしれません。自由に使っていい部屋なので学生の皆さんにも気軽に来てもらえるといいなと思っています。


お忙しい中、インタビューに答えていただきありがとうございました!

ぜひ皆さんもSALLを利用してみてください!

中村さんとインタビュー担当メンバー