1期の活動(2020.4.22~2020.8.31)





#kendaisnap 動画版「ココロノナカ」
あの日々が 来るまでは その時が来るまでは
楽しみを何百個と 書きためておくとしよう

それをパンパンに詰めて抱きしめてよういざ行こう 
さぁ ハッピーエンドよ そこで待っていろ
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2020年の前期講義が開始して3ヶ月。
未だ「大学生活」を過ごせていない人がほとんど。
新しい友達を作ったり、仲良しのみんなで食堂でお昼を食べる「なんでもない日々」がどこかで待っている。
そう信じて #ココロノナ力 で「繋がろう」 

-2020/07/06

開催したイベント

【開催済み】7月18日のケニア会では6人の参加、オーストラリア会では5人参加してくださり、留学の準備や治安のことお仕事のことなどを話しました。
【開催済み】8月1日に、留学生と交流するオンライン交流会を開催し13人が参加しました。
【開催済み】「国関学生と教員のオンライン交流会 」先生方を招いて「学生と教員のオンライン交流会」を実施しました。学生が19人、先生が13名参加しました。「前期こういうところは嫌だったな」「オンラインのここがいい」「やっぱりキャンパスに行きたい」など、率直な感想や意見を出し合いながら、先生方と話し合う機会となりました!

遠隔授業に関するレポート

県大の授業が前期の間、すべてオンラインになることで、図書館や校舎を含む学校の施設が使えなくなり、多くの学生が収入が減ってしまったという課題が私たちの中ででてきました。

また、他の私立大学が学費減免のために署名活動していることを知り、私たちK-commuも「静岡県立大学の国際関係学部の学生に向けてアンケートしよう!」と行うことに決めました。

下記は、私たちが実際に行ったアンケートの集計結果とそのアクション、そして学校側の行ってくださった対応に関するものです。

学生の不安の声を集め、実際に学校と協働でアクションを起こせたことにとても嬉しく思っています。アンケートにご協力頂いた皆さん、そしてサポートして下さった学校や教職員の皆さん、本当にありがとうございました。

引き続き、何か課題を感じたことは学生側からもアクションを起こせるようにK-commuでも取り組めればと考えています!

K-commuメンバー一同

実際に集計したアンケートの結果

調査期間:2020/04/17(金)~2020/04/22(水)
回答者人数:371人
学年:1年生127人、2年生83人、3年生91人、4年生66人、大学院生4人
学科:国際関係学科154人、国際言語文化学科216人、大学院4人


4人に3人がオンライン授業への不安を抱えている!
3割の学生がスマートフォンでオンライン授業の受講を考える中、5GBや10GBの学生やWi-Fi環境の無い学生も。
プリンターがないので授業資料が印刷できずコンビニでコピーしようとすると手間とお金がかかってしまう。
4月の調査段階でも6割の学生が、コロナにおけるアルバイトの影響があると回答。
アンケートの自由記述欄に書いていただいた回答やその一つひとつに対するK-commuの考えやアクションに関するメモはすべてこちらからご覧になれます。そして下記は、その声を踏まえ、まとめたものです。

①アンケート結果を踏まえた上での発見👇

【遠隔授業】
・プリンターがないので授業資料が印刷できずコンビニでコピーしようとすると手間とお金がかかってしまう
・図書館が使えないので卒論執筆や、アカデミックな内容の調査ができない。

【バイト・生活面】
・留学生は仕送りを貰っていない人がほとんどである。そのためバイトが出来ない今、生活費の面で他の学生よりも苦労している。
・自分の収入が減ったうえに親の仕事が減り仕送りが減ってしまった学生は影響が大きい。
・前期の学費は払えたが後期の学費が払えるかどうか不安感を抱く学生がいる。
・仕送りなしで家賃光熱費授業料すべてバイトと奨学金で賄っていたがバイトがなくなってしまった学生がいる。
・今現在では大きな影響はないが、長期的にみて生活費などに不安を抱く学生がいる。
⇒金銭面への不安!


②学生が(K-commu)が起こせると考えたアクション
・大学からの情報を分かりやすくかみ砕いて学生に伝える(現段階では図書館情報、オフィスアワー一覧などを企画中)
    →K-commuのHPの「とくとく掲示板」では上記の提案内容はもちろん、奨学金情報やレポート作成手引きなど有益な情報を発信しています!
・大学に行けない状態であっても県大生の輪を感じられる様なコンテンツを提供し、学生の不安を解消する
    K-commuのHPでは「在学生へのメッセージ」など、またK-commuのInstagramでもコロナの影響下の中でもほっこりするコンテンツを発信しています!


③大学や教員側への提案した内容
【大学側への提案】
・情報が届いていない、履修登録ができていない生徒の把握(最終手段として新入生に電話で確認)
・非常勤の先生方のメールアドレスなどは記載がないため連絡方法を知りたい
・全ての講義が開始されているのか把握してほしい理由:未だに連絡がない講義もあるため

→ アンケートをもとにした私たちの提案を、国際関係学部の先生方へ4月30日に提出しました。

先生側への提案】
・出席点の付け方・テスト方法を明確にしてほしい、またシラバスの更新
・リアルタイムとアーカイブの公開双方を希望
・後期になって対面講義が可能になったとしても、オンラインのメリットが見つかれば残してほしい 理由:レポートはオンライン提出なら印刷代や手間が省けるため
・資料の配布を早めにしてほしい
    理由:印刷に行く手間があるため

👇下記は学校側が実際に取ってくれた対応

①現時点でWi-Fi環境が整っておらず、受講に大きな支障をきたしている学生には3ヶ月の期間限定でモバイルWi-Fi(50GB)の貸出

②「資料の配信が授業の当日になるとプリントアウトが間に合わない」という声。

⇒「Zoom等同時双方向型の授業方式を採用している先生方、また課題の提出期限を短く設定している先生方には、授業前日の17時までに資料の配信をすませるようお願いの通知を出しました。」

③「遠隔授業の受講と課題提出をスマホのみで行っている学生が一定数いることも明らかになりました。こうした学生たちにとって課題提出が『ファイル提出』と指定されてしまうと送信に困難が生じるので、先生方にはファイルによる課題提出への限定は控えるようにお願いの通知を出しました。」

(2020年5月7日)