「JUMP OUT! Project」第6回目の9月14日(日)は、今後高校生の皆さんが社会の大人に向けてアクションを起こす上で必要となる「ビジネスマナー」を重点的に学びました。
名刺交換や電話対応などの基本をサポートメンバーが伝授し、大人と高校生が2人1組になってシュミレーション。その様子をレポートしていきます!
サポートメンバーと高校生が2人1組になって電話の練習!
新しいことにチャレンジするときに、大事なのは「合ってるかどうか」じゃない。
まずは思いつきを出してみよう。その一歩が未来を動かす
「うまくいかなかった」は、やった人だけが得られる勲章。
ここでは、失敗=前進のしるしです。
アイデアや想いを伝えるのには、勇気がいる。
だから、人をバカにしたり、茶化したり、否定することは絶対にしない!
すぐに飛び出せなくても大丈夫。悩んでいる、考えている、それも立派なアクション。
あなたのタイミングで、飛ぶ準備をしていこう。
高校生一人ひとりが、自分のテーマでJUMP OUT!する。
でも、その挑戦を支え合うのは、ここに集まった全員。
高校生も、大人も、未来館スタッフも。私たちは一つのチームです。
今回は「ビジネスマナー」をテーマに、未来館コミュニケーターが心得を伝授。
大切なのは、どんな場面でも「挨拶」と「笑顔」!
ビジネスマナーと言っても、ルールに縛られるよりも大切なのは「相手を思いやる気持ち」。
これがすべての基本だというメッセージに、みんなも深くうなずいていました。
また、「みんな、電話したりする?」「メールでやりとりしたことある?」と問いかけると、していると手を挙げたのはたったの2~3人(!)。
今やスマホやSNSが日常の連絡手段となり、それもそうか・・と思う一方で、社会に出るとやはり避けて通れません。
ということで、この日はみんなで実践練習に挑みました!
ここで登場してくださったのは、初回から関わってくださっているサポートメンバー、自動車部品メーカーの廣田さん。
社会人として数々の経験を積んできた廣田さんが、リアルな現場目線でビジネスマナー講座を展開してくださいました。
まずは電話応対。
「名乗り方は?」「担当者の呼び出し方は?」など基本のフローを確認しながら、まずは大人同士で高校生に向けたデモンストレーションを実施。それから高校生とサポートメンバーがペアになって電話でアポイントを取る練習をしました。
続いてはメール。
高校生にとっては「件名を書く」ことから戸惑っていましたが、サポートメンバーの実体験から「どんなふうに相手とやり取りするか」「どんな工夫ができるか」を学びました。
たとえば「打ち合わせ日程の調整をお願いするとき、先方に決めてもらうか、それとも自分から候補を提示するか、今でも迷います」という声がサポートメンバーから挙がりました。
正解があるようでないのがビジネスマナー。大人になっても試行錯誤は続きます。だからこそ失敗は恐れずに(けど相手のことを思いやりながら!)たくさん試してみよう!
サポートメンバーがマンツーマンでメール文の添削!
マナー講座の後は、12月21日の最終発表に向けて、アクション計画をさらに具体化していく時間。
最終目標から逆算し、月ごとに何をやるか、どんな準備が必要かを洗い出していきました。
この時間、とくに印象的だったのは、ある高校生の悩む姿。
高校生ながら起業に向けた活動を進める彼は、「今回のプロジェクトを、すでに取り組んだことのある講演活動にするか、それとも新しいことに挑戦するか」で迷っていました。
それを聞いたコミュニケーター(筆者)は、「確実にできることを選んでも、その行動力・実行力は周りの参加者への刺激にもなる。もちろん、新しい挑戦もぜひやってみたら良いと思う。君がこのJUMP OUT!をきっかけに何を実行したいかだよね」
そう話すと、「なるほど・・講演活動にしようかなあ・・」と言いつつまだ決めきれない様子。そこで今度はサポートメンバーの水野さん(学生起業家)にバトンを繋ぎ、年齢の近い先輩の体験談を聞きながらやりたいことを深掘りしていました。最後は「やることが決まりました!」とスッキリした表情を見せてくれました。
彼がたどり着いたビジョンはなんだったのか ー その答えは12月21日午後の最終発表で明らかになります。この通信をご覧になっている皆さん、この日は是非とも空けておいてくださいね!!
アクション計画を終えたあとは、みんなで恒例の記念撮影!
高校生のみなさんはこれからテスト期間もあるため、次回は少し時間をおいて11月2日(日)の開催です。残りわずか3回!みんなで一緒に頑張ろう!!
次回のJUMP OUT!は11月2日(日)。
いよいよJUMP OUT!も残り3回。ここから最終発表まで、どしどしやることをやっていきましょう!
JUMP OUT! Projectは、高校生が自分の「やってみたい!」という気持ちを掘り起こし、地域や社会を舞台に実際にアクションを起こすことを大切にした社会参画プロジェクトです。
2025年5月から12月まで全10回のプログラムを通して、自らの課題や関心からプロジェクトを立ち上げ、実際に行動する(=JUMP OUT!)ことで主体性を育んでいきます。